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高速道路のガソリンなぜ高い? 統制廃止でさらに上昇も SAスタンド「負のスパイラル」

乗りものニュース 8月7日(日)10時0分配信

消えた上限制度 高速SAはリッター20円高いことも

 お盆の帰省・レジャードライブでは、高速道路のサービスエリア(SA)で給油する機会も多くなりますが、久しぶりにSAのガソリンスタンドに入った場合、あまりの燃料単価の高さに驚くかもしれません。

一時は80円台にも…2000年~2015年レギュラーガソリン価格推移

 SAスタンドにおける直近のレギュラーガソリン単価は、全国平均で128円/L。ガソリン価格比較サイト「gogo.gs」での全国平均は118円ですから、1リッターあたり10円高いことになります。

 ただ、単価は地域によってばらつきがあり、NEXCO東日本および西日本管内ではともに126円/Lなのに対し、NEXCO中日本管内は133.3円/Lと、特に高くなっています。

 日本一高いのは北陸道・賤ヶ岳SA上下(滋賀県長浜市)の139円/Lです。全国平均より約20円、率にしておよそ18%も高いのですから、驚くしかありません。いったいなぜなのでしょうか。

 2008(平成20)年まで、SAの燃料価格には上限制度があり、前月の全国平均価格(財団法人日本エネルギー経済研究所石油情報センター調査)を翌月に適用していました。

 2006(平成18)年からの原油価格暴騰にともなうガソリン大幅値上げの際、SAのスタンドが一般店より断然安い状況が生まれ、SAが給油客で渋滞。その後、先述のように上限価格が廃止され、現在へいたります。つまり、すでに高速道路会社による価格統制はなく、SAのスタンドが自主的に価格を決めていることになります。

 中央道・談合坂SA下り(山梨県上野原市)のスタンド(レギュラーガソリン133円/L、2016年7月19日)で、店員に高値の理由を聞いたところ、このような回答が返ってきました。

「SAのスタンドは土地をNEXCOさんに借りて営業していますし、高速道路に燃料を運ぶのに高速料金がかかりますから」

 恐らく、多くの客に同じ質問をされるのでしょう。回答マニュアルができているようでした。

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最終更新:8月8日(月)15時14分

乗りものニュース

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