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【高校野球】兄弟で夢舞台へ― 今夏、兄に続き甲子園出場果たした選手たち

Full-Count 8月7日(日)7時20分配信

西武・高橋光成の弟も、兄に続いて甲子園出場を果たした選手たち

 第98回全国高等学校野球選手権大会が7日に開幕する。夢の舞台に立つことができる49の代表校の選手たちの中には、ある大きな目標を成し遂げた者もいる。それは兄に続いて、聖地を踏むことになった選手だ。

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 2013年に2年生右腕として夏の甲子園を制覇した群馬・前橋育英の高橋光成投手(現西武)。3年ぶりの頂点を目指すべく、同校は群馬代表として甲子園に帰ってきた。背番号14の高橋亮成内野手(3年)は光成の弟。体格は172センチ、72キロと兄よりもひとまわり小さいが、存在感は大きい。ランナーコーチャー、控えの内野手としてチームを支える。

 また前橋育英の主将・小川龍成内野手の兄・駿輝さんも2013年夏の優勝メンバー。高橋光成とバッテリーを組んでいた。兄が味わった頂点の瞬間を求めにいく。

 長野・佐久長聖との開幕戦で登板の徳島・鳴門の河野竜生投手(3年)は145キロ左腕。兄は3年前、同校の主将を務め、チームを8強に導いた河野祐斗内野手。主に3番・遊撃手として活躍した。2013年の夏の甲子園では準々決勝で花巻東に敗れたが3回戦の常葉菊川(静岡)戦で5打数2安打4得点の活躍を見せ、21安打17得点の大勝に貢献した。兄を超える夏を目指していく。

196センチ長身右腕、地方大会打率6割の強打者も

 ナイジェリア人の父を持つ初出場の愛媛・松山聖陵のアドゥワ誠投手(3年)は196センチの長身右腕。兄の大(まさる)さんは、福岡・九州国際大付属出身。日本ハムの捕手・清水優心と同学年。こちらも196センチという恵まれた体格の投手で現在は東農大北海道で投手としてプロ入りを目指している。兄弟でスカウトが注目する存在だ。

 今回、ドラフト候補の高橋昂也投手を擁して注目が集まっている埼玉・花咲徳栄の楠本晃希内野手(3年)は埼玉県大会で20打数12安打、打率6割という驚異な数字を残した。兄・泰史さんは同校で2013年のセンバツ甲子園に出場した(初戦敗退)。現在は東北福祉大でプレーで、先日の日米大学野球選手権で侍ジャパンのメンバーに選ばれた。

 鹿児島・樟南の今田塊都外野手(3年)は右投左打のリードオフマン。同校は2013年以来3年ぶりの出場になるが、その時の3番・遊撃手だったのが、今田の兄・典志内野手。3番・遊撃手で出場し、優勝した前橋育英に1-0で惜敗した。兄のリベンジを果たすことができるか。

 宮崎・日南学園の前田尚輝内野手は3番を務める強打者。同校は2年ぶりの出場になるが、その時は今回も出場している愛知・東邦の前に敗れた。当時、5番・遊撃で出場していたのが兄の智也さん。相手先発は1年生投手として大注目だった藤嶋健人投手の前に4打数無安打。兄が打てなかった好投手と対戦したいところだ。

 兄弟で甲子園切符をつかんだ選手たちは他にもいる。甲子園に出場できるだけでも一握りの球児だが、兄弟でとなるとさらに限られてくる。兄と肩を並べるのか、乗り越えていくのか、彼らの戦いを見届けたい。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:8月7日(日)8時8分

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