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はるやま、ITと健康で新事業 ベンチャーと連携、店舗網活用

山陽新聞デジタル 8月7日(日)9時55分配信

 スーツ販売のはるやま商事(岡山市北区表町)は、他社のアイデアを取り入れて革新的なビジネスを創出する「オープンイノベーション」に取り組む。創業間もないベンチャー企業から、同社の店舗網や顧客データを生かした新事業のアイデアを募り、事業化を模索する。

 IT関連を中心としたベンチャー約2200社が登録して交流するコミュニティーサイト運営のCreww(クルー、東京)と連携。同サイトで今月5~19日、インターネットを活用した店舗運営の効率化、人工知能(AI)による販売促進、健康を切り口にした商品開発などの分野でアイデアを募る。

 ベンチャー側は、はるやま商事が持つ全国約430の店舗網や、ネット通販を含む顧客データ(約1650万人)を活用し、新ビジネスを提案する。有望な計画は来年度にも同社と共同で事業化を目指す。はるやま商事は新事業の開拓につながり、ベンチャー側は自社技術やアイデアの実用化、資金面の課題解消といったメリットがある。

 はるやま商事はITベンチャーのカラフル・ボード(東京)とも提携し、6月からAI技術を生かしたダイレクトメール作りに取り組んでいる。「紳士服は成熟市場。革新的な技術やアイデアを持つベンチャーと組み、さらなる成長を図りたい」としている。

最終更新:8月7日(日)9時55分

山陽新聞デジタル