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岡田将生、生田斗真と撮影後に2人旅「大人の男になった」10代ではできなかった話も

クランクイン! 8/7(日) 5:50配信

 被害者の脳に残る“記憶”を映像化し現出させることで、迷宮入り事件の真実を暴く。いかにもSF的だが、今の時代、ひょっとしたら可能なのでは?とも思える。そんな題材を用いて文化庁メディア芸術祭優秀賞に輝き、伝説を打ち立てた清水玲子のコミックスを映画化した『秘密 THE TOP SECRET』。スリリングで圧倒的な映像に、観る者の心にも浸食してくるドラマ…。いまだかつてない感覚で迫り来る本作で、生田斗真とともに作品を引っ張る岡田将生が「本当にキツかった」という現場を振り返った。

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 岡田は新人捜査官・青木を演じる。被害者の脳の記憶を映像化し<MRI捜査>を行う特別捜査班「第九」チームに新たに所属し、生田扮する室長・薪のもとで謎を追究していく。「脳内捜査って、すごい設定ですよね。読み応えのある台本で、正直、ものすごく疲れました(笑)。クランクイン前には、講義があったんです。『第九』がどういう工程で脳内を調べていくのか。分からない人は手を挙げて聞いてくださいと言われました(笑)」。

 監督は『るろうに剣心』の大友啓史。「覚悟が必要な役だと感じましたし、大友組に入るという嬉しさと緊張感がものすごくありました。監督の現場を経験していろんなことを得ましたが、ひとつ言えるのは、役者は体力がないとダメだということ。1シーンを長まわしで何度も何度も全力でやるので、精神力も含めてすごく鍛えられました。1日の終わりには『お疲れ様でした』も言えないくらい疲れきっていました(苦笑)。クランクイン前に5、6キロ体重を増やしたのですが、終わったころにはマイナスになっていました」。

 さらに、「先輩方とぶつからなければいけなかったですし、現場に行くのは怖かったです」と本音を漏らしつつ、「でも、それを超える楽しさがありました。大友組では疲れも醍醐味なのかもしれません」と充足の笑みを見せた。


 「キツかった」という現場だが、楽しい思い出もある。「みなさんと3ヵ月間一緒だったので、身体に気を付けようということで、スタッフさんたちと、斗真さんにミキサーを買ってもらおうとお願いをしたら、本当に買って現場に置いてくれたんです。そしたら斗真さんから『お前は冷蔵庫を買え』と言われたので、小さな冷蔵庫を買いました(笑)。それで、毎朝スタッフさんが作ってくれたジュースの中身を当てるクイズをやっていました。全然当たりませんでしたけど(笑)。いったん、撮影に入ると緊張の連続でしたが、その時間は楽しかったですね」。

 ドラマ『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス』の特番以来の共演となった生田とは、撮影がひと段落した際、ふたりで広島を旅行したそうで、「当時まだ10代だった僕を優しく見守ってくれていた斗真さんに、『将生も大人の男になったんだな』みたいなことを言ってもらえました。その言葉もですし、作品の話にしても当時はできなかった話ができるようになって、嬉しかったですね」。

 そしてさらなる先を見据えた。「自分で限界を決めないようにしています。舞台へのチャレンジも、この作品への挑戦も、毎回、次はないという覚悟で臨んでいます。10代からこの仕事をさせていただいて、高校生役から大学生役になり、社会人役になり、少しずつ役も変わってきました。いろんな役をいろんな現場で経験して、30歳までに吸収できるものは全て吸収したいと思っています」。(取材・文・写真:望月ふみ)

 映画『秘密 THE TOP SECRET』は8月6日より全国公開。

最終更新:8/7(日) 5:50

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