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ツバキ油でクッキー 野々市のボランティアサークル、サミットへ試作

北國新聞社 8/7(日) 3:34配信

 野々市市のボランティアサークル「e―(いー)やん」は、地元で採取された種を使ったツバキ油を練り込んだクッキーを試作し、来年3月に同市で開催される全国椿サミットの来場者に無料で配る計画を立てている。ツバキのまちを発信するとともに、市民に市花木への愛着を深めてもらう考えだ。

 ツバキ油はバターの代わりとしてクッキーの生地に練り込まれる。同サークルによると、試作品にはナッツのような味わい、特有の香りがあるという。ツバキの花のジャムを混ぜたものも試している。サミットでは1箱3個入りとし、包装に加賀水引をあしらった700箱を配り、来場者をもてなしたいとしている。

 種からツバキ油への精製は、東日本大震災で被害を受けた岩手県陸前高田市の就労支援施設「青松館せせらぎ」で行う。同施設は震災後、津波で全壊した製油所と協力して製油施設を建設し、顧客を募っていたことから、復興支援を兼ねて依頼した。

 4日には市女性協議会員の協力を得てクッキーの試食会を開いており、アンケート結果は、今後の改良の参考にするという。

 同サークルでは市内の飲食店の協力を得て、商品化することも検討しており、安宅三枝代表は「野々市の特産品として定着すればうれしい」と話した。

 全国椿サミットはツバキを市町村花木に指定している自治体の関係者や愛好家らが集っており、年1回開催されている。野々市での開催は1996(平成8)年以来、21年ぶりとなる。

北國新聞社

最終更新:8/7(日) 3:34

北國新聞社