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開幕迫る欧州主要リーグ…2016-17シーズンの注目すべき若手選手5名

SOCCER KING 8月7日(日)19時30分配信

 13日のプレミアリーグ開幕を皮切りに、早くも新シーズンを迎える欧州主要リーグ。

 そこで、2016-17シーズンの活躍が期待される注目の若手選手5名を紹介する。

■レナト・サンチェス(バイエルン/ポルトガル代表)

 1997年8月18日生まれのレナト・サンチェスは、18歳ながらすでに大きな注目を集めている。9歳のときにベンフィカのユースに入団すると、2015-16シーズンにトップチームへ抜擢され、2015年10月にデビュー。チャンピオンズリーグでのプレーも経験し、マンチェスター・Uやバイエルンといったビッグクラブからの関心を集めることとなった。

 そして、続々と逸材を排出するベンフィカ(http://www.soccer-king.jp/news/world/world_other/20160516/441276.html)の中でも最有望株と言われたR・サンチェスは、5月10日にバイエルンへの移籍が決定。その後、6月に行われたユーロ2016に臨むポルトガル代表メンバーに名を連ねると、決勝トーナメント1回戦のクロアチア代表戦でマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出。続く準々決勝、ポーランド代表戦では代表初ゴールをマークし、再びMOMに選ばれた。R・サンチェスの活躍もあり、決勝へと駒を進めたポルトガルは、開催国フランス代表を破って悲願の初優勝を達成。先発した決勝戦を含め、大舞台で18歳とは思えないほどに堂々とプレーしたR・サンチェスは、年齢詐称疑惑が浮上するほどのインパクトを残した。

 豊富な運動量に加え、強烈なシュートや足元の技術も併せ持つR・サンチェス。少年時代から過ごしたベンフィカを離れ、初の海外挑戦となる今シーズン、18歳としては破格の推定3500万ユーロ(約40億円)という移籍金に見合った活躍を披露することはできるだろうか。

■レロイ・ザネ(マンチェスター・C/ドイツ代表)

 レロイ・ザネは1996年1月11日生まれの20歳。父親のスレイマン・ザネはかつてセネガル代表としてもプレーした元サッカー選手、母親のレギーナ・ヴェーバーは元新体操選手で、ロサンゼルス・オリンピックの個人総合銅メダリストと、アスリートの両親から生まれたサラブレッドだ。

 シャルケの下部組織で育ち、2014年にトップチームと契約を結ぶと、2014年4月にプロデビューを果たす。また、各年代のドイツ代表としてプレーし、2015年11月の国際親善試合フランス代表戦でA代表デビュー。昨シーズンはシャルケでリーグ戦33試合に出場して8ゴールを記録すると、シーズン終了後にはユーロ2016に臨む代表メンバーに選出され、同大会では1試合に出場。そして8月2日、予てより噂されていたマンチェスター・Cへの移籍が発表された。

 スピードとテクニックに優れ、左足の強烈なシュートも持ち味のザネ。移籍を決断した理由のひとつにジョゼップ・グアルディオラ監督の存在があったと明かしたが、指揮官も「彼は特別なタレントで、とても魅力的な選手だ。素晴らしい技術をもっており、彼のプレースタイルにはよく感心させられるよ。スピードもあり、チームのため、そしてゴールのためにハードワークができる選手だ。我々のチームにフィットするだろうね」と絶賛しており、名将のもとでさらなる飛躍を遂げるのか、注目が集まる。

■マーカス・ラッシュフォード(マンチェスター・U/イングランド代表)

 昨シーズン、マンチェスター・Uに彗星の如く現れた18歳のマーカス・ラッシュフォード。クラブの下部組織で育成されたラッシュフォードは、2014-15シーズンにU-18チームで13ゴールを記録すると、翌シーズンからトップチームに招集されるようになる。そして2016年2月25日に行われたヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグのミッティラン戦でトップチームデビューを果たすと、この試合でいきなり2得点を挙げる活躍。ファーストレグを落としていたチームを救ったことで注目を集めることとなる。

 その3日後には、アーセナルとの一戦でプレミアリーグデビューを飾ると、ここでも2ゴールの活躍。さらには、3月20日に行われたマンチェスター・Cとのダービーでも決勝点をマークした。また、年代別のイングランド代表に選出されていたラッシュフォードは、クラブでの衝撃的な活躍を受け、5月27日のオーストラリア代表戦でA代表デビュー。試合開始138秒で初ゴールを挙げ、同代表の最年少得点記録を更新するなどアピールに成功すると、6月に開催されたユーロ2016にも出場した。

 スピードを活かしたドリブルと高い決定力が武器のラッシュフォード。突如現れた新星は5月にクラブとの契約を2020年まで延長し、給与も大幅にアップしたと伝えられる。だが、新シーズンは指揮官がジョゼ・モウリーニョ監督に代わり、圧倒的な存在感を誇るズラタン・イブラヒモヴィッチも加入した。ラッシュフォードにとって、真価を問われる1年となるだろう。

■ガブリエウ・ジェズス(パルメイラス→マンチェスター・C/U-23ブラジル代表)

 バルセロナ、レアル・マドリードらが争奪戦を繰り広げる中、マンチェスター・Cへの移籍が決定した、19歳のFWガブリエウ・ジェズス。2012年に15歳でパルメイラスの下部組織へ加入すると、48試合出場54ゴールと驚異的な数字を記録。2015年にトップチームデビューを果たした。

 年代別のブラジル代表でも活躍し、2015年にはU-20ワールドカップに出場し、チームの準優勝に貢献。母国開催のリオデジャネイロ・オリンピックに臨む代表メンバーにも選出されている。

 切れ味鋭いドリブルとスピードが武器のジェズスについては、元ブラジル代表FWロナウド氏も「昔の自分を見ているようだね。素晴らしい未来が待っているし、楽しみにしている」と“怪物”と呼ばれた自身の現役時代と重ね合わせて期待を寄せる。12月まではパルメイラスでプレーし、マンチェスター・Cに加入するのは2017年1月となるが、シーズン後半戦のハイライトとなる可能性を十分に秘めている。

■エムレ・モル(ドルトムント/トルコ代表)

 1997年7月24日にデンマークでトルコ人の父とトルコ系マケドニア人の母のもとに生まれたエムレ・モル。デンマーク国内クラブの下部組織で育つと、2015年1月にノアシェランへ加入し、同年11月にトップチームデビュー。13試合に出場して2ゴール2アシストを記録した。

 U-17からU-19まではデンマーク代表としてプレーしていたが、U-21からはトルコ代表でプレーすることを選択。そして、2016年5月に行われたA代表の合宿に招集されると、同29日のモンテネグロ代表戦でデビューを果たした。

 身長168センチと小柄な体型で左利き、スピードに乗ったドリブルが武器であることから“トルコのメッシ”と呼ばれ注目を集めるE・モルは、今夏の移籍市場で日本代表MF香川真司が所属するドルトムントへの移籍が決定。背番号「9」を託され、同じく19歳のU-21フランス代表FWウスマン・デンベレとともに、新シーズンのブレイクが期待される。

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最終更新:8月7日(日)19時31分

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