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桐蔭横浜大が全国初勝利…立役者の石川大地「ゴールしか見ていなかった」

SOCCER KING 8月7日(日)12時9分配信

 第40回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント1回戦が6日に行われ、桐蔭横浜大学と広島経済大学が対戦。創部16年目で初出場を果たした桐蔭横浜大は、石川大地が2ゴールに絡む活躍を見せ、3-0で大会初勝利を飾った。

「大学に入ってから全国レベルの大会はこれまで出場したことがなかったので、今回が初めての出場。絶対にゴールを取ると意気込んで試合に臨みました」。試合後にそう振り返った石川は、試合開始から相手陣地で積極的にボールを受け、桐蔭横浜大の攻撃リズムを作り出す。

 桐蔭横浜大ペースで試合が進む中、待望の先制点は22分に石川の右足から生まれた。右サイドからのCK、石川がゴール前に送ったボールに佐藤碧が飛び込み、桐蔭横浜が先制に成功する。「相手が引くのはスカウティングで分かっていた。点が入るまでに少し時間がかかったけど、その中でもセットプレーで得点できたことは良かった」と石川は振り返った。

 これで勢いに乗った桐蔭横浜大は、その後も25分、29分と石川が立て続けに惜しいミドルシュートを放つが、追加点は奪えず、1点リードで前半を折り返す。

「本当に今日は点が取りたかった」。後半、石川が圧巻のプレーを見せつける。59分、右サイドの佐々木俊輝からのボールをペナルティエリア内で受けた石川。巧みなキックフェイントで相手DF3人をかわすと、冷静にコースを突いたシュートを放つ。これがネットを揺らし、石川が桐蔭横浜大に追加点をもたらした。「ボールを持った瞬間、ゴールしか見ていなかった。周りはまったく見えていなかったです。これでいいのかな?と思いましたけど、結果的にゴールにつながって良かったです」と笑顔で振り返った。

 その後、後半アディショナルタイムにも追加点を挙げた桐蔭横浜大。3-0で大会初勝利を飾り、2回戦進出を決めた。

「今日はチーム的にも個人的にも良い初戦となった。試合後のロッカーでの雰囲気も良かったです。(会場からの退出が遅くなり)会場の方に『早く帰れ』と急かされてしまいました(笑)」と、試合後の裏話を明かした石川。「今日の試合で全国でもやれるという自信がついた。大会を通じて調子を上げていきたい」と今大会での躍進を誓った。

【スコア】
桐蔭横浜大 3-0 広島経済大

【得点者】
1-0 22分 佐藤碧(桐蔭横浜大)
2-0 59分 石川大地(桐蔭横浜大)
3-0 90+3分 イサカゼイン(桐蔭横浜大)

取材・文=濱田祥文

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最終更新:8月7日(日)12時9分

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