ここから本文です

貴重作&傑作が揃う! 9月に開催の第38回PFF全プログラムが決定

ぴあ映画生活 8/8(月) 12:00配信

9月に開催される第38回PFFぴあフィルムフェスティバルの全プログラムが発表になった。世界最大級の自主映画コンペ“PFFアワード”をメインプログラムに据えつつ、映画史に残る名作を次々に上映し、新世代の映画ファンを生み出そうとする“入門編”的なプログラムが集まった。

その他の写真

“PFF(ぴあフィルムフェスティバル)”は、世界最大級の自主映画コンペ“PFFアワード”をメインプログラムに据えている映画祭。今年も全国から集まった483本作品の中から20作品が入選作に決定。全作品が映画祭で上映され、各賞が決定する。また、カンヌ映画祭のある視点部門で審査員賞を受賞した深田晃司監督の『淵に立つ』がクロージング作品として上映。さらに園子温、塚本晋也らの過去の8ミリ作品を丁寧に修復しデジタル上映する“8ミリ・マッドネス!!~自主映画パンク時代~”など、映画の“最前線と“可能性”を多角的に楽しめる内容が揃う。

このほど新たに発表になったのは、“PFF講座シリーズ 映画のコツ~こうすればもっと映画が輝く~”の2プログラムと、毎年、好評を集めている過去の名作を上映するプログラム。講座シリーズでは、映画祭初日に渡辺謙作監督、前野朋哉、森岡 龍が“俳優業と監督業”と題した講座を開くことがすでに発表されていたが、新たに『恋人たち』の橋口亮輔監督と、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーによる“映画の新しい表現”と、『ディストラクション・ベイビーズ』の真利子哲也監督と、ユーロスペースを立ち上げたことでも知られる堀越謙三プロデューサーによる“作家映画の行方”の開催が決定。“新しい映画表現”ではアンドリュー・ヘイ監督の『ウィークエンド』が、“作家映画の行方”ではレオス・カラックス監督の『汚れた血』が参考作品として上映される。

また、先ごろこの世を去った巨匠ジャック・リヴェットを追悼し、新しい世代にリヴェット作品の魅力を知ってもらう入門編として1974年の名作『セリーヌとジュリーは舟でゆく』を上映。現在、フランスで再上映されている最新のDCP素材を使用し、新たな日本語字幕をつけて上映される。さらに“傑作発見!”と題した新企画も登場。9月11日(日)と21日(水)には、貴重なドキュメンタリー『我等の時代の映画作家シリーズ ジョン・カサヴェテス』と、ネイティブ・アメリカンの生々しい生活を捉えたケント・マッケンジー監督の『The Exiles エグザイル』を同時上映。18日(日)には、古厩智之監督の未ソフト化作品『まぶだち』を35ミリフィルムで上映する。

荒木啓子PFFディレクターは「映画に漲る“強い意志”。それが自主映画の魅力です。個人の意思が色濃く反映される映画には、完成への情熱、冒険の自由度、人を驚かせたいという根源的なエンターテインメント性が溢れます」と語り、本映画祭を「17日間で日仏英米のインディペンデント映画の歴史がディープに体感できる」と紹介している。

本年度から“PFFアワード”は当日券のみになり、それ以外のプログラムは全席指定で前売り券と当日券を発売。チケットはチケットぴあにて、プレリザーブ(先行抽選)が受付中。一般発売は、13日(土)から開始される。

第38回PFFぴあフィルムフェスティバル
9月10日(土)から23日(金)まで 東京国立近代美術館フィルムセンター(月曜休館)
10月29日(土)から11月4日(金) まで 京都シネマ
11月3日(木・祝)から6日(日) まで 神戸アートビレッジセンター
11月11日(金)から13日(日) まで 愛知芸術文化センター
2017年4月 福岡市総合図書館

最終更新:8/8(月) 12:00

ぴあ映画生活