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日本の消費者は「無関心化」している? アクセンチュアが語る衝撃の調査結果とその対処法とは

Web担当者Forum 8/8(月) 7:06配信

日本の消費者は製品・サービスに対して「比較・検討しない」「興味・関心がない」

コンサルティング事業を行うアクセンチュアが、7月28日に「グローバル消費者調査2015」の調査結果を発表した。その場で、日本や米国などの先進国では「消費者が無関心化している」という衝撃的な内容が語られた。

その状況に企業が対応するためには、「購買行動を代行する」「ニーズを創造する」といった新しいアプローチが必要になるという。

一体、消費者に何が起きているのだろうか。実際の調査データとともに解説する。

世界33か国で約25,000人を対象に行われたアンケート調査

同調査は、同社が世界の消費者行動や意識を毎年調査しているもので、今年で11年目になる。

33か国で約25,000人の回答を集計したもので、そのうち日本の回答者は1,300人。対象は18歳以上の男女で、幅広い年齢層から回答を得ている。調査は、世界で2015年8月~9月に一斉に行われた。調査概要は記事末に掲載している。

今回の調査の着眼点は、次の3つ。携帯通信や家電、保険など生活にまつわる11サービスの消費行動についてアンケート調査を行った。

・デジタルは消費者の購買活動をどのように変化させたか?
・製品・サービスに消費者はどれだけのこだわりを持っているか?
・企業の顧客応対は、ロイヤルティにどのような影響を及ぼしているか?

消費者はオンライン・オフライン問わず多くのチャネルを利用している

まずは、デジタルの普及で購買活動がどのように変化したかの調査結果が示された。図は、日本・米国・中国・インド・グローバル平均の5項目を並べて比較したものだ。消費者はデジタルとリアルを問わず多様なチャネルを利用していることがわかる。

図中の数字が大きいほど、消費者がそのチャネルを利用していることを表している。新興国(中国・インド)は多くのチャネルをよく利用しており、購買活動そのものに対する意欲の高さがうかがえる。

先進国の消費者は製品・サービスに「興味・関心がない」

ここからが本題だ。「製品・サービスについて購入前によく検討をしますか?」という質問では、日本・米国は「検討しない」という回答が多く、中国・インドと差をつける結果だ。日本においては、およそ6割の消費者が「製品・サービスを事前に検討しない」「製品・サービスに興味・関心がない」と回答したことになる。

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最終更新:8/8(月) 7:06

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