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全米メディアはイチロー偉業をどう伝えたか?

THE PAGE 8/8(月) 18:54配信

 史上30人目となるメジャー通算3000安打を7日のロッキーズ戦で成し遂げたマーリンズのイチロー外野手(42)の偉業を全米のメディアは、様々な形で伝えた。

 地元紙サン・センチネル紙は、当然のごとく同ウェブサイトのスポーツ面トップでイチローの3000本を取り上げ、「心を込めて、時に目に涙をにじませながら話した」と、達成後のイチローの会見の様子や3000安打を達成した際にチームメイトや、スタッフがイチローを祝おうとフィールドに出たためマーリンズのダグアウトが、空っぽになった様子を伝え、チームメイトやファンが喜んでくれたことをイチローが嬉しく思っていたことなどを報じた。

 またスポーツ・イラストレーテッドや、ESPNのウェブサイトは、イチローの3000安打達成に向けて前もって用意、取材を重ねたとことがわかるような長文記事を掲載した。

 スポーツ・イラストレーテッドは、通算762本塁打、2935安打を残し、現イチローと同じ42歳で22年のキャリアに終止符を打ったマーリンズのバリー・ボンズ打撃コーチとイチローのキャリアを比べた。ボンズは42歳の時、28本塁打を放ち、132四球、出塁率4割8分とリーグトップを記録していた。しかし、「仕事を得ることができなかった」と現役を断念したことを明かした。「今でも野球バットを振ることができるし、フェンス超えに打つことができる」と現役生活に未練を残しているボンズは、「だが、彼が打つのをやめることはない。これからも打っていくことができる」と、50歳まで現役を目指すことを宣言しているイチローへエールを送った。

 ボンズはさらにイチローがピート・ローズの持つメジャー最多安打記録を日米通算の安打数で抜いたことに関して、賛否両論、さまざまな意見が出されたことについて「馬鹿げたこと」と一刀両断。「ローズは、野球界での最高の打者。選手としては、人の考えがどうとかどうでもいいこと。イチローが2ヶ国で成し遂げてきたことは素晴らしいこと」とし、両者の功績を称えた。

 ESPNは、イチローの素顔に迫った。
 その中でイチローが野球道具を非常に大切に扱うことを紹介。ダグアウトにバットを持ち運ぶことをバットボーイに頼まず、必ず自らで持ち運ぶことや、日本でプレーしていた時代にアウトになったことにイラつきバットを投げたことがあるが、バットに申し訳なく思いホテルにそのバットを持ち帰ったエピソードなどを伝えた。またイチローのファッションセンスにも触れ、ヤンキース時代にチームメイトだったロビンソン・カノ(現マリナーズ)の「イチローが着たら、次の日には、みんながそれを着ていた。彼は足首を出してパンツを履いていた。そうするのはチームでイチロー一人だけだったが、1年後にはみんながそうしていた」というコメントを紹介。ファッションリーダーの一面も明らかにした。
   

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最終更新:8/9(火) 0:27

THE PAGE