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高藤直寿 康生監督に初五輪メダル「4年後は金」

デイリースポーツ 8月8日(月)6時2分配信

 「リオ五輪・柔道男子60キロ級」(6日、カリオカアリーナ)

 男子60キロ級の高藤直寿(23)=パーク24=が3位決定戦を制して銅メダルを獲得。日本男子柔道8年ぶりの金メダルとはならなかったが、ロンドン五輪後に就任した井上康生監督(38)に初の五輪メダルをプレゼントした。

 3年前に世界の頂点に駆け上がったリオの地で、指揮官に最高のプレゼントを渡すことはできなかった。高藤は準々決勝で一瞬のスキを突かれ一本負けし、悔し涙。それでも敗者復活戦を勝ち上がり、井上康生監督に初の五輪メダルをもたらした。「負けた後、監督に『絶対メダルを獲れ』と言われた。金が獲れず申し訳ないけど、これが今の自分の力。胸を張って帰りたい」

 高校、大学と井上監督の直系の後輩という生粋の“康生チルドレン”。ただ、どちらかと言えば問題児だった。持ち前のトリッキーな柔道で13年のリオでの世界選手権で金メダルに輝き、名を売った。しかし、連覇の懸かった14年世界選手権。判定に泣き3位に終わると、同大会中に遅刻を繰り返したことが問題視され、強化ランクを格下げされた。「調子に乗っていた。天狗だった」

 井上監督が自らの指導不足として、頭を丸める事態に発展。高藤も頭を丸めた。「すごく迷惑を掛けた。五輪で金メダルを獲って初めてそれを挽回できる」。そう誓って臨んだ舞台だった。

 最高の輝きには届かなかったが、指揮官はしっかりと愛弟子の思いを受け取った。「第1号のメダルをプレゼントしてもらった。非常に誇りに思う」-。

 「必ずこの舞台に帰ってきて、金メダルを獲りたい」と、4年後の挑戦を明言した高藤。贖罪(しょくざい)から解き放たれ、柔道家として新たな一歩を刻んでいく。

最終更新:8月8日(月)6時42分

デイリースポーツ

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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