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燃料電池の3D CADデータから解析用のメッシュを自動生成する機能を開発

MONOist 8月8日(月)6時55分配信

 エリジオンは2016年7月20日、燃料電池の3D CADデータから、燃料電池専用のシミュレーターに最適なメッシュ(格子状の形状)を自動生成する機能を開発したと発表した。みずほ情報総研が同年8月に発売するシミュレーションソフトウェア「P-Stack 4.0」に搭載される。

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 P-Stackは、従来のCAEソフトウェアでは困難だった燃料電池セル・スタックの性能評価や予測を、独自の計算手法で可能にしたシミュレーションソフトウェアだ。同ソフトでは、設計・開発現場での実用性を重視し、解析に必要なメッシュを粗視化して計算コストを低減する仕組みを採用している。一方で、必要なメッシュが一般的なCAEソフトウェアで使用するものと異なるため、既存のメッシュ自動生成技術をそのまま適用できないという問題があった。

 今回同社は、P-Stackが解析に必要とする最適な粗視化メッシュを、3D CADデータから自動生成する新たなアルゴリズムを開発した。

 従来の解析作業では、オペレーターが燃料電池のCADデータを層ごとに分解し、1層ずつメッシュを手動で作成していたが、同機能により、解析準備作業を効率化できる。解析用のメッシュ作成作業には、これまで1週間ほどかかっていたが、これが1日程度で完了できるとしている。

最終更新:8月8日(月)6時55分

MONOist