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韓国最大野党の6議員 THAAD問題議論のため訪中

聯合ニュース 8月8日(月)11時55分配信

【金浦聯合ニュース】韓国の最大野党「共に民主党」の国会議員6人が8日、米最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の韓国配備問題などを議論するため中国に向け出発した。

 今回の訪中をめぐっては、前日に青瓦台(大統領府)が再検討を求めるなど国内で波紋が広がっており、今後の議論の行方に注目が集まる。

 訪中を主導した同党の金暎豪(キム・ヨンホ)議員は出国前、記者団に対し「青瓦台の立場表明が出てから非常に気が重く、強い使命感も生まれた」と硬い表情で述べた。また、「われわれは冷えこもうとしている韓中関係に少しでも役立てればという思いで(中国に)行く」と強調した。

 青瓦台が訪中を思いとどまるよう求めたことについては「重く受け止めている」としながらも、「青瓦台の政務首席が党執行部とこうした懸念について話し合っていれば与野党の問題にならなかったのではないかという残念な気持ちはある」と話した。

 併せて、与党セヌリ党や青瓦台の立場表明は賢明なことではなかったと指摘。その上で、「こうした政争が中国メディアに政治的に利用されるきっかけになる」と批判した。

 金議員は自身の訪中が不可能になれば朴槿恵(パク・クネ)大統領が訪中を阻止した形になるとして、「外交的に大きな波紋を引き起こす」とした。

 さらに、「慎重かつ思慮深い姿勢で堂々と中国を訪問し、少しでも政府の役に立つようにしたい」と説明した。

 空港では議員の訪中に反対する市民団体メンバーが議員に向かって、「売国奴のやる行為だ。6人は本当に売国奴だ。国会議員ではない」と叫んだ。

 議員6人は同日から3日間の日程で訪中し、北京大教授らとの座談会や韓国メディア特派員が開く昼食会などに出席する。中国共産党幹部主催の夕食会にも参加する予定だ。

 6人はTHAADの韓国配備については立場を明らかにせず、中国側に両国の友好関係の維持や北朝鮮核問題での連携強化、THAADの韓国配備をめぐる中国メディアの冷静な報道を要請する計画だ。

最終更新:8月8日(月)12時3分

聯合ニュース