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「ポケモンGO」、日米でのユーザー像の違いが明らかに

エコノミックニュース 8月8日(月)17時3分配信

 日本国内で7月22日に配信されて以来、陰りが見えないスマホ向けARゲーム「ポケモンGO」。社会現象を巻き起こしている同ゲームをプレイするのはどのようなユーザーなのか。ゲーム総合情報メディア「ファミ通」が7月25~26日にかけて、全国47都道府県の男女5~69歳のスマホユーザーに対して行った調査では、スマホユーザーの5人に1人(20.2%)が「ポケモンGO」をプレイしているとのこと。さらに「今後プレイするつもり」のユーザーを含めるとスマホユーザーの4人に1人(25.0%)に及ぶことがわかった。年代別のユーザー割合では、10代が最も多く、全体の30.1%、次いで20代の25.3%、30代の14.9%、40代の14.1%となっている。10~20代のユーザーが全体の半数以上(55.4%)となっているが、50代以上も13.2%のユーザーがおり、広い年代にプレイされていることがわかる。また、ネット行動分析サービスを提供する「ヴァリューズ」の7月22~24の調査では、国内「ポケモンGO」ユーザーの男女比は、男性57.9%、女性42.1%と男性比率がやや高いとのこと。

 一方米国の「ポケモンGO」のユーザー像を見てみると、日本のそれとはやや異なる。調査会社「サーベイ・モンキー」によれば、米国「ポケモンGO」のユーザーは女性比率が63%ということがわかっている。同社の発表によれば、米国「ポケモンGO」の平均的ユーザー像は「25歳大卒の白人女性で年収は約9万ドル(約949万円)」とのこと。年代別の比率では、18~29歳が全ユーザーの46%、18歳以下が22%と、日本よりもさらに10~20代での比率が高く、50歳以上はわずか6%だった。

 調査会社「App Annie」によれば、70カ国でのiOS版だけですでに1億ダウンロードを突破しており、全世界の売り上げは1000万ドル(約10億円)に及ぶという。同社の試算では日本国内でもアプリ内課金などで1日200万ドル(約2.1億円)の売り上げがあり、これ以外にも間接的にポケモン効果の恩恵を得ているマクドナルド(前年同月比で26.6%増)などの企業もある。一方で人通りは増えたが売り上げに繋がっていないといった悩みもあるようだ。ユーザー傾向分析サービスを提供する「ウォークインサイト」の調査によれば、東京23区内のポケストップ(アイテムの取得場所)となっている店舗Aについて、前を通ったことのない通行者が「ポケモンGO」リリース後に70%増加した。それにも関わらず店舗Aでの売り上げに「ポケモンGO」からの効果は見られなかったという。「ポケノミクス」ともいわれるポケモン景気は現在のところ限定的でしかなく、うまくポケモン効果の恩恵を得るにはユーザー像を意識した戦略が必要となると考えられる。(編集担当:久保田雄城)

Economic News

最終更新:8月8日(月)17時3分

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