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田中 6安打1失点の好投で8勝目「フォーシームとスプリットが今年の中でも一番」

東スポWeb 8月8日(月)11時50分配信

【ニューヨーク7日(日本時間8日)発】ヤンキースの田中将大投手(27)は本拠地でのインディアンス戦に先発し、7回途中まで6安打1失点の好投で今季8勝目(4敗)を挙げた。速球、変化球ともにキレと制球が素晴らしかった。ボールが先行したのは4人だけ。毎回のように走者を出しながらも失点は最小限だった。

 初回は二死から安打を許したものの、天敵ナポリからスライダーで見逃し三振を奪った。2回は三者凡退。3回は一死から二塁打されたが、後続を抑えた。

 続く4回、一死一、二塁のピンチを招いたが、6番チゼンホールをスライダーで空振り三振、7番デービスを左飛に打ち取った。5回は先頭を二塁手の失策で塁に出したが、後続を抑え、6回も無失点。7回、先頭打者に左二塁打されたところで降板。救援投手が適時打を打たれ田中に失点1が付いた。

「今日は率直に良かったと思います。フォーシームとスプリットが今年の中でも一番と言っていい感触を得ながら投げることができました。スライダーを含めた他のボールも良かったですけど、一番はそこだと思います」と手応えを口にした。

 降板の時にはスタンドのファンからスタンディングオベーションが送られた。「なかなか回の途中でマウンドを降りる時に、いい投球をしてることがなかったので、歓声を受けられたのはうれしかったです」と喜んだ。ただ、「先頭に初球を二塁打されてマウンドを降りるんで、それが失点につながってますし、僅差のゲームでは命取りになっていたかもしれない」と反省することも忘れなかった。

 田中はこれまでインディアンス戦に3度先発して0勝2敗と相性が悪かったが、ようやくリベンジに成功。「登板した試合は確実にやられていたので、そういう意味では一つ相手には嫌な印象を、どうかわからないですけど。まあこの結果を残せたことは良かったです。断ち切るという意味では」と満足げに語った。

 この日の試合前に引退を表明したロドリゲスに対して「投球について打者目線でアドバイスをもらったりもしました」と感謝。その表情は寂しそうだったが、来季を目指す戦いにシフトチェンジしたチームの大黒柱としては別れを惜しむ余裕はない。絶対に負けない、それだけだ。

最終更新:8月8日(月)11時50分

東スポWeb

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