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朴大統領のイライラ高まる THAAD問題で内憂外患? 

聯合ニュース 8月8日(月)16時0分配信

【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は8日の首席秘書官会議で、米最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の韓国配備問題について言及し、「韓国への配備が決まったことで、北が新たな挑発に出ても何も言えなくなったという、北と同じような主張が公の場で行われている」と不快感を表した。またTHAAD配備問題をめぐり意見を交わすとして、野党の国会議員が訪中したことについて「中国の立場に同調している」などと述べた。

 朴大統領の発言は最大野党「共に民主党」の議員6人がこの日、「中国側に利用される」という懸念が深まる中、THAAD問題を議論するとして訪中するなど、野党側がTHAADの韓国配備に反対する言動を続けていることを直接批判したものとみられる。

 朴大統領は、「政治的に政府に反対するとしても、国の安保に関連した問題では内部分裂を深刻化させず党を超えて協力することが、国民に代わり権限を委任された政治の基本的な責務だ」と述べ、野党側にくぎを刺した。

 さらに、「THAADをめぐり事実と違う話が国内外から多く出ており懸念している」と発言。中国メディアを間接的に批判したとものと受け止められている。

 朴大統領のこうした発言は踏み込んだものといえる。今後の韓中外交や野党との関係を踏まえると、公の席で露骨に批判することはないとみられていた。

 特に、THAADをめぐる世論の分裂について、「もどかしい気持ち」「寝ていてもふと目が覚め眠れなくなる」と苦悩を口にしていた朴大統領は、中国側の攻勢が国内対立に発展する可能性を警戒しているとされる。

 この日の朴大統領の発言により、THAADをめぐる中国側への韓国政府の対応レベルは一段と厳しくなる見通しだ。

 ただ、中国とのつながりが経済や北朝鮮政策で重要な意味を持つことを踏まえると、韓中関係に深刻なひびが入らないようにすることが課題になる。

最終更新:8月8日(月)16時12分

聯合ニュース

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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