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福原愛 貫禄ストレート勝利で初戦突破 佳純の分も勝ち進む

デイリースポーツ 8月8日(月)22時30分配信

 「リオ五輪・卓球女子シングルス」(8日、リオ・中央体育館)

 世界ランキング8位の福原愛(ANA)が自身の初戦となる3回戦に登場。モンテイロドデアン(ルーマニア)と対戦し、4-0のストレート勝利で4回戦に進んだ。

 “愛の力”がさく裂した。4度目の五輪となる福原が、格下に力の違いを見せつけた。第1ゲームから得意のバックハンドに加え、フォアハンドにも鋭さがあり、相手を圧倒。第1ゲームを11-5で奪うと、第2ゲームも11-6、第3ゲームは11-4、第4ゲームも11-1と全く寄せ付けなかった。

 「五輪で緊張している中で、4-0というスコアで勝てたのは自信になる」と、充実の表情で汗を拭った。

 27歳になって迎えた4度目の夢舞台。様々な場面で余裕を感じられる。選手村ではトイレが壊れても、ナーバスになることなく、自ら修理を行い、むしろ気分転換にしてみせた。「全然ストレスにはなってないですよ。むしろ楽しみながらやってる」。

 開会式では交際中の江宏傑(ジャン・ホンジエ)と堂々と2人で歩く姿もあった。「国内で毎日限界を超えるまで追い込めた。時計が1周(12時間)するぐらい。あとはそれを出すだけ」。調整の充実が、心の余裕を生んでいる。

 前日にダブルエースとしてけん引してきた石川がまさかの初戦敗退。「佳純ちゃんが4年間どれだけ頑張ってきたか、1ライバルとして1番近くで見てきた。私も悔しい」。メッセージを送ろうと思ったが「何を送っても励ませない気がした」と、止めた。思いはすべてプレーに込めた。

 日本卓球界悲願の五輪個人メダルへ、愛は止まらない。

最終更新:8月8日(月)22時58分

デイリースポーツ