ここから本文です

【ライブレポート】VALSHE、1年ぶり復活公演で「強く成長できた」+6周年公演発表も

BARKS 8/11(木) 15:32配信

VALSHEが8月7日、TSUTAYA O-EASTにてツアー<VALSHE LIVE TOUR 2016 EMERGENCY CODE:RIOT>のファイナル公演を開催した。同ツアーはソロ復活作としてリリースした4thミニアルバム『RIOT』を掲げて行われたものだ。

◆VALSHE 画像

場内が暗転すると期待を込めた歓声がそこかしこに飛び交う。その熱気とは裏腹に静かな水面を思わせるメロディーが静かに流れ始めた。SEとして披露されたのはアルバムリード曲「RIOT」の前に配置されていたインストゥルメンタルナンバー「silencio」だ。徐々に激しさを増していくそのサウンドの中でバンドメンバーが登場。最後にVALSHEが登場したところで、観客のボルテージはすでに最高潮に達していた。

間髪入れずに鳴らされた楽曲は、もちろん「RIOT」だ。サビの最後に“RIOT”と締める部分では、観客も一体となって“RIOT!”と熱唱するなど、会場は1曲目から完全にひとつになっていた。その歓声をかき消すような荒々しいギターから始まったのは、VALSHEの楽曲中でも特にハードな楽曲のひとつ「ジツロク・クモノイト」。激しいヘッドバンキングを披露した後は間髪入れずに新曲「PANIC ROOM」へ。それまでとは一転、デジタルなサウンドが会場の雰囲気を塗り替えつつも、激しい3曲を連発してステージ序盤をノンストップで駆け抜けた。

「<VALSHE LIVE TOUR 2016 EMERGENCY CODE:RIOT>へようこそ! この瞬間を感じることができるのは、ここに来た人だけ。盛り上がっていこう!」──VALSHE

このMCに続くナンバーは、ガラッと曲調が変わって和のテイストを取り入れたロック「羽取物語」だった。さらにはラウドなサウンドが印象的な「拘束」、一瞬の静寂を挟んで切ない歌詞の中に力強いメッセージが込められた楽曲「Yours」へ。会場が穏やかで暖かい雰囲気に包まれた。

「東京のために残しておいた限定曲です」というMCから始まったのは、VALSHEの言葉通り同ツアーの中でO-EAST会場でしか披露されない楽曲「Roma」だ。壮大に繰り広げられるゴシックでファンタジックな世界にオーディエンスを一瞬で引き込み、ツアーを全通したコアなファンにも粋な計らいを見せた。

「自分の素直な気持ちを受け止めてほしい」と緊急復活に際して湧き上がった「RIOT」と相対する思いを語り、歌い出したのは新曲の中で唯一のバラード曲「MONOLOGUE」。様々な思いを内に秘めて歌い上げるVALSHEの姿をじっと見つめ続けていたファンの姿が印象的だ。同曲を歌い終えたVALSHEは優しい目でファンを見つめ、一旦ステージを後にした。同曲のアウトロでバンドメンバーが各々の泣きのフレーズでソロを披露するなど、ドラマティックな1シーンとなった。

そして、ラウドなインストゥルメンタルが突如会場に鳴り響く。しんみりとした雰囲気があっという間に吹き飛ばされ、バンドアレンジが施された「Shifty Cat」は、よりロックテイストな楽曲へと変貌を遂げていた。真っ赤な衣装と軍帽をイメージさせるハードな出で立ちで再登場したVALSHEに向け、ファンの悲鳴に似た絶叫が止まらない。手拍子を要求し、続けて始まったのはデビュー当時から温めていたとっておき新曲「COUNT DOWN」だ。コール&レスポンスで激しく観客と言葉を交わした楽曲「microSOLDER」、まだまだ落ち着かせないとばかりにタオルが恒例となった「MANY ORDER」など、再登場セクションは盛りだくさん。

「船は時を置かずして 港へ帰還する」。心臓の鼓動とも、胎動とも感じられるようなSEが鳴り響く中、VALSHEがこうポツリと呟いた。その言葉が意味していたのは、まさに力を蓄えて帰還した“VALSHEの復活”だ。そして、ここからが圧巻のメドレー。VALSHE初のオリジナルミニアルバム表題曲「Myself」「REVOLT」「PLAY THE JOKER」「Tigerish Eyez」「BLESSING CARD」「Butterfly Core」と、いわゆる“顔出し前”の代表曲が超豪華メドレーとして放たれる。そのラストとなった「Butterfly Core」に至ってはフルコーラスを歌い上げ、10分をゆうに超えるロングメドレーを見事に締めくくった。

会場の上がりすぎたテンションを落ち着かせるかのようなピアノのフレーズに合わせて、VALSHEが静かに口を開いた。「絶対このファイナルの舞台に立つんだという気持ちでやってきた。人のパワー、人の言葉ってすごいなと感じた。前よりも強く成長できた自分から、この曲を伝えたい」。そして始まったのはバンドアレンジが施された「Sincerely」だった。歌に込められた“心から”の“ありがとう”がVALSHE本人からの正直なファンへのメッセージだと強く感じた一曲だった。

深く深く一礼をした後、“しんみりな雰囲気はここで終わり!”とばかりに元気よく始まった定番曲「Shout of JOY」へ。明るく華やかな照明と共に会場が笑顔に包まれる。「ラスト!」と勢い良く始まったのは制作段階からライブでのパフォーマンスを強く意識して作られたという新曲「RADICAL COASTEЯ」だ。最後の力を振り絞るようにタオルを回して熱狂するファンの姿も印象的なものとなった。

盛大なアンコールに応えて、バンドメンバーとVALSHEがライブTシャツやライブグッズを身につけ、晴れやかな表情で再登場。アンコールはファンタジックな印象が強い「TRIP×TRICK」と「my name is…」2曲のメドレーだ。本編とはまた異なる穏やかな表情でMCを続けるVALSHEから新たな発表も。

「今度は緊急招集というテーマではなく、純粋に楽しく何も考えずにみんなと騒ぎたい」と告げて、デビュー月となる9月に6周年ライブ<VALSHE Sixth Anniversary Live OUROBOROS ?FANG&TAIL?>を開催することが発表となった。同6周年公演は9月23日および24日にTSUTAYA O-WESTで2日間行われるとのことだ。

そして、ここからはラストスパート。終盤の恒例曲「Prize of Color」、アルバム『RIOT』エンディングナンバー「LUCKY DAY」など、前向きな歌詞と明るい曲調に合わせて場内に無数の手が上がり揺れ続ける。いよいよ最高潮をみせる場内に、この日の最後の驚きの演出が。なんとライブ1曲目に披露された「RIOT」を再び歌い始めたのだ。ハッピーな雰囲気で締めくくるかと思いきや、それを裏切る演出に良い意味でファンも振り回され、最後の“RIOT!”をVALSHEと共に力の限り叫んだ。

ソロ活動休止宣言、ユニットViCTiM始動、そのViCTiMの突然の休止と、一年に満たない期間で激動の時を経験し、復活したVALSHEは、単に“戻ってきた”のではなく、“パワーアップして帰ってきた”。そう印象づけられるように、新たな始まりを告げる一夜となった。

■<VALSHE LIVE TOUR 2016 EMERGENCY CODE:RIOT>ファイナル公演2016年8月7日@TSUTAYA O-EASTセットリスト
SE.silencio
01.RIOT
02.ジツロク・クモノイト
03.PANIC ROOM
04.羽取物語
05.拘束
06.Yours
07.Roma (8/7公演のみ)
08.MONOLOGUE
<RIOT SE>
09.Shifty Cat
10.COUNT DOWN
11.microSOLDER
12.MANY ORDER
<short SE>
13.復活メドレー
・Myself
・REVOLT
・PLAY THE JOKER
・Tigerish Eyez
・BLESSING CARD
・Butterfly Core
<SE>※Pf SE
14.Sincerely
15.shout of JOY
16.RADICAL COASTEЯ
<ENCORE>
Ec1.メドレー
・TRIP×TRICK
・my name is…
Ec2.Prize of Color
Ec3.LUCKY DAY
Ec4.RIOT -Encore-

■6周年公演<VALSHE Sixth Anniversary Live OUROBOROS ?FANG&TAIL?>
2016年9月23日(金)東京・TSUTAYA O-WEST
開場 18:30 開演 19:00
2016年9月24日(土)東京・TSUTAYA O-WEST
開場 16:30 開演 17:00
▼チケット
スタンディング ¥6,000(税込)
一般発売日:2016年9月10日(土)
※未就学児は入場不可となります。
※ドリンク代が別途必要となります。
※整理番号順の入場となります。
(問)ディスクガレージ 050-5533-0888(平日 12:00~19:00)

■4thミニアルバム『RIOT』
7月27日(水)発売
【初回限定盤 CD+DVD】JBCZ-9027 / JBBZ-9027 ¥3,000(税込)
<特典DVD>
・「RIOT」MUSIC VIDEO
・Making of 「RIOT」
【Musing盤 CD+グッズ付き】JBCF-9007 ¥4,500(税込)
<グッズ>
・「EMERGENCY CODE:RIOT」MEMBER’s ARMBAND
※音楽ポータルサイト「Musing」のみでのお取り扱いとなります。
【通常盤 CD】JBCZ-9028 ¥2,200(税込)
01. silencio 作曲:VALSHE
02. RIOT 作詞:VALSHE 作曲:VALSHE
03. COUNT DOWN 作詞:VALSHE/minato 作曲:doriko
04. MONOLOGUE 作詞:VALSHE 作曲:VASLHE
05. PANIC ROOM 作詞:VALSHE 作曲:VALSHE
06. RADICAL COASTEЯ 作詞:VALSHE 作曲:VALSHE/Shun Sato
07. LUCKY DAY 作詞:VALSHE 作曲:VALSHE

最終更新:8/11(木) 15:32

BARKS

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

失うことで不完全さの中に美を見出した芸術家
画家のアリッサ・モンクスは、未知のもの、予想しえないもの、そして酷いものにでさえ、美とインスピレーションを見出します。彼女は詩的で個人的な語りで、自身が芸術家として、そして人間として成長する中で、人生、絵の具、キャンバスがどう関わりあってきたかを描きます。 [new]