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岡山の創志、初の夏甲子園で堂々行進 全国高校野球開会式

山陽新聞デジタル 8月8日(月)0時33分配信

 第98回全国高校野球選手権大会は7日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕し、照り付ける太陽の下、地方大会を勝ち抜いた49代表校が参加して開会式が行われた。昨年、創設から100年を迎えた大会は、新たな1世紀に入ることになった。

 熊本地震の被災地を代表して東稜(熊本)の山門憲司主将が先導し、南から北の順に入場。郷土勢は初出場の創志学園(岡山)が17番目に姿を見せ、4万3千人の大観衆から拍手が送られた。2年連続2度目出場の新庄(広島)、9年ぶり11度目出場の尽誠学園(香川)もはつらつと行進。市尼崎(兵庫)の前田大輝主将が「私たちのプレーに共感と希望、生きる力を感じていただけるなら幸せ。一生懸命、最後までプレーする」と選手宣誓した。

 唯一初戦の対戦校が未定だった創志学園はこの日の抽選の結果、九州国際大付(福岡)に打ち勝った盛岡大付(岩手)と対戦することが決まった。試合は大会第7日第3試合(13日午後1時開始)の予定。

 開会式の入場行進では、春夏連続出場で夏は初となる岡山代表・創志学園が中国5県の最後に登場。大観衆が見つめる中、堂々と大舞台を踏みしめた。

 岡山大会の優勝旗を持った主将の野川(3年)を先頭に、ベンチ入り18選手が胸の高さまで腕を上げ、視線を真っすぐ上げて歩を進めた。

 校名がアナウンスされると拍手が起こり、野川は「『また甲子園に戻って来られたんだな』と思い、胸がジーンとした」と感慨深げ。岡山大会からベンチ入りする捕手の北(同)は「憧れの場所に立てた。1試合でも多く戦う」と話した。開会式後は練習をせず、ナインは宿舎で体を休めた。

 未定だった初戦(2回戦)の対戦相手はこの日、盛岡大付(岩手)に決定。長沢監督は「素晴らしい打者が多く、エース高田の出来が間違いなくポイントになる。ただ、うちの力を発揮できれば勝てる」と力強かった。

最終更新:8月8日(月)0時48分

山陽新聞デジタル