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ビヨンセ、ジャスティンらも声あげる 米ショービズ界の“人種平等”の叫び

dmenu映画 8/8(月) 21:00配信

今年2月のアカデミー賞にて、俳優部門のノミネート20枠すべてを白人俳優が占めたことで、映画・テレビ業界やファンの不満と懸念が爆発した“白すぎるオスカー”問題。投票権を持つ会員の多くが年配の白人男性であることが原因のひとつとして、物議の対象となっていたアカデミー協会は6月末、例年の2倍近くとなる683人の新メンバーを招待し、組織の多様化へと大きな一歩を踏み出した。『スター・ウォーズ フォースの覚醒』からの新星ジョン・ボイエガや『ビースト・オブ・ノー・ネーション』で高評価を得たイドリス・エルバ、『クリード チャンプを継ぐ男』でシルベスター・スタローンを唸らせたマイケル・B・ジョーダンをはじめ、招待リストの41%が非白人であるほか、46%が女性で、海外のフィルムメイカーも多く名を連ねている。

企画やキャスティングの決定権を持つスタジオや製作陣においても多様化改革が浸透しつつあるのか、ここへ来て、黒人俳優が主役やオールキャストを務める作品が急増している。Netflixとマーベルの実写第3弾となる「ルーク・ケイジ」は、ハーレムを舞台に無敵の皮膚を持つスーパーヒーローの物語。同じくNetflixでは、名監督バズ・ラーマン(『ロミオ+ジュリエット』『ムーラン・ルージュ』)が、70年代後半のニューヨークを舞台にヒップホップ黎明期を描くオリジナル・ドラマ「ゲットダウン」も配信を控えており、実力派&新星が揃う黒人オールキャストの魅力が注目されている。さらにマーベル・コミックによる「アイアンマン」の新エピソードでは、15歳の黒人少女が新たなアイアンマンとなることが発表されたばかり。映像化を待ち望む声も多く上がっている。

映像界において、こうした“チャンスの平等”を求める声が功を奏しつつあるなか、音楽界を筆頭にショービズ界全体がさらに声を大にしたのが、その根幹ともいえる“人権と命の平等”についての叫びだ。

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最終更新:8/8(月) 21:00

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