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学校のプール、どんなときにお休みさせるべき? プールNGの目安

ベネッセ 教育情報サイト 8/8(月) 14:00配信

プールの授業があったり、多くの小学校で夏休みにはプールが開放されるなど、なにかとプールに入ることが多い子どもたち。暑い時期、プールに入れば涼しくなるし、思いっきりはしゃいで楽しいもの。でも、「うちの子はアレルギーがある」「風邪をひいていたけどいつからならプールがOK?」など、プールに入れたいけど、その目安に悩む保護者は多いのでは? プールOK、NGの目安を知っておくと安心ですね。

とびひや中耳炎はプール不可

暑い季節の水遊びは、冷たくて気持ちよく、「プール大好き!」という子どもも多いですね。発熱など風邪をひいているときは、さすがに子どももプールで遊ぶ気分にはならないと思いますが、一見元気だけど、体調が万全ではないこともありますよね。

例えば、とびひ。正式には、伝染性膿痂疹と呼ばれ、伝染する感染症です。これは、主に黄色ぶどう球菌という細菌による皮膚病で、冬より夏に流行する傾向があります。
風邪をひいて発症することもありますが、虫刺されやケガ、湿疹などがきっかけで擦り傷に細菌が感染して始まることも。
また、水で皮膚がふやけると悪化しやすいと言われています。子どもの皮膚保護のためはもちろん、ほかの子どもにうつる心配もあるのでプールは厳禁。病院で医師の許可が出てから入るようにしましょう。

また、中耳炎の場合もプールはお休みさせましょう。
ただし、滲出性(しんしゅつせい)中耳炎は定期的に耳鼻科を受診して、医師の許可があればプールが可能なことも。その他、急性中耳炎、外耳炎は、完治するまでプールは不可ですが、耳に水がかからない程度の水遊びなら可能な場合もあります。医師の指示に従いましょう。

副鼻腔炎もプールは不可です。とくに鼻の奥に痛みがあったり、黄色い鼻水が出ている間は、プールは避けましょう。これも水遊び程度ならよいこともありますが、医師に確認しましょう。

水いぼやアレルギーの場合は…?

子どもに多く見られるものとして、水いぼや鼻炎などのアレルギーもあります。
とくにプールに入ってもいいかどうかわかりにくいのはアレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎などでしょう。
アレルギー性鼻炎の場合、鼻水、くしゃみ、目の充血などの症状がなければ可能。アレルギー性結膜炎の場合は、かゆみ、めやに、涙目、発赤などの症状が落ち着いていればプールに入っても大丈夫です。

水いぼは幼児に多く見られますが、プールの水を通して感染するということはありません。プールに入ることはできます。ただし、子どものプールでは肌が触れ合うことが多いので、接触による感染の危険性は高くなります。接触してしまうことで、ほかの子どもにうつらないように、水いぼの部分が覆える水着を着せるなど、配慮が必要です。

夏に多い子どもの病気、ヘルパンギーナや手足口病は、解熱後1日以上経過して、食事が出来ていればOKです。

プールに入れる前にチェックしておくこと

暑い時期は体力が消耗しがちです。食欲がない、寝不足などのときは、思わぬケガをしたり、風邪をひきやすいので要注意。

・中耳炎や外耳炎になっていないか
・扁桃腺がはれたり、発熱していないか
・結膜炎になっていないか
・下痢になっていないか

など、プールの前は保護者がきちんと確認しましょう。
また、プールに入るときも、あがったときもシャワーでしっかり体を洗うこと。プールのあとは、プール熱にかからないために、うがいもさせましょう。タオルの貸し借りもウイルスなどの感染につながることもあるのでやめましょう。
安全で衛生的に、プールを楽しめるよう気をつけたいものですね。

ベネッセ 教育情報サイト

最終更新:8/8(月) 14:00

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