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<リオ五輪>競泳・瀬戸選手が銅 地元歓喜「まさに毛呂山の星」

埼玉新聞 8月8日(月)10時30分配信

 世界で輝きを放つ毛呂山の星の泳ぎに、多くの町民らが熱狂した―。7日(日本時間)に行われたリオデジャネイロ五輪の競泳男子400メートル個人メドレーで、銅メダルを獲得した埼玉県毛呂山町出身の瀬戸大也選手(22)。目指す金メダルには届かなかったが、地元ではパブリックビューイング(PV)が行われ、大勢の町民らが初の表彰台に「よくやった」と地元の星をたたえた。

■地元・毛呂山で町民パブリックビューイング

 PVが行われた同町福祉会館には大勢の町民らが早朝から駆け付け、立ち見が出るほどの熱気に。「夢に向かって 瀬戸大也」と書かれた青いバルーンを手に、声援を送った。

 得意のバタフライを1位で折り返すと、会場は大歓声に包まれる。「このまま行ってくれ」。瀬戸選手と同じ毛呂山中学出身の会社員青山健太さん(30)が祈りを込める。だが世界の大舞台。そう簡単にはいかない。後半に抜かれ、最後は3位でゴール。頂点に立つことはできなかったが、世界に存在感を示した。

 「まさに毛呂山の星。すごいうれしい」。毛呂山中学出身の間地美岬さん(29)は感動した様子。瀬戸選手が所属するスイミングスクール「JSS毛呂山」に通う岩崎乃桜さん(小3)は昨年、スイミングスクールを訪れた瀬戸選手と握手をしていた。「格好いいお兄さん。わたしも五輪を目指したい」。瞳を輝かす。

 会場には瀬戸選手の同級生の姿も。「中学生の頃から世界で戦う準備をしていた。世界に羽ばたいてすごい」。大学4年宮崎鈴菜さん(21)は、共に学んだ友人の頑張りをたたえる。世界で活躍しても、以前と変わらぬ姿で友人らと接する瀬戸選手に「よくやった」と大学4年の上村智大さん(21)。公務員金井秀樹さん(21)はレース前、瀬戸選手に「てっぺんとってきてね」と携帯電話の無料通信アプリ「LINE」を送ると、「おうよ」と返信があったという。銅メダルという結果に「残念なところはあるけど、世界で3位。素晴らしいこと」と拍手を送る。瀬戸選手はこの後、200メートルバタフライにも出場する予定だ。金井さんはレース後、瀬戸選手に期待を込めて、こんなメッセージを送った。「大也おめでとう。2バタ(200メートルバタフライ)は爆発してね」

最終更新:8月8日(月)10時30分

埼玉新聞