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パ・リーグの若き才能が激突した2012年の甲子園

Full-Count 8月8日(月)14時38分配信

桐光学園・松井裕樹(楽天)が奪三振ショーを展開

 8月7日から夏の甲子園大会がついに開幕し、初日からいきなり熱戦が繰り広げられた。横浜高の藤平尚真投手、履正社高の寺島成輝投手ら有望な選手のプレーにも注目が高まり、試合結果だけでなく、選手個々の活躍も追っていきたいところだ。

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 現在、活躍しているパ・リーグの若手ホープたちがしのぎを削ったのが、2012年夏の甲子園だった。この年、地方大会で最も注目を集めていたのが、岩手・花巻東高の大谷翔平投手(現・北海道日本ハム)。高校歴代最速の160キロを計測したが、岩手大会決勝で盛岡大附に敗れ、甲子園出場はならなかった。

 この年の甲子園で一気に評価が高まったのは、神奈川・桐光学園2年生のサウスポー・松井裕樹投手(現・楽天)だった。神奈川大会では46回1/3を投げて68奪三振を挙げた松井裕投手は、甲子園でも速球とスライダーのコンビネーションで数々の三振を奪っていった。初戦の愛媛・今治西戦では甲子園記録となる22奪三振を記録。圧巻だったのは、6回から9回までの10者連続三振だった。松井裕投手は打っても5回に3ランを放ち、投打で存在感を発揮する。

光星学院には田村龍弘(ロッテ)、北條史也(阪神)の強力クリーンアップ

 続く2回戦の茨城・常総学院戦で19奪三振、3回戦の沖縄・浦添商戦で12奪三振と3試合で計53奪三振。1958年に徳島商・板東英二氏が打ち立てた大会記録の83奪三振を塗り替えるかどうかに注目が集まった。

 そして準々決勝で対戦したのが、2季連続甲子園準優勝の青森・光星学院(現・八戸学院光星)。試合は7回を終え、0対0と緊迫した展開が続く。8回表、光星は2死一、三塁と先制のチャンスを作ると、打線には3番・田村龍弘選手(現・千葉ロッテ)を迎える。カウント0-1から松井裕投手の投じた内角の直球を田村選手が振り抜き、打球はレフト前へ。田村選手の一打で光星学院は先制点を奪う。

 さらに4番・北條史也選手(現・阪神)の2点タイムリーツーベースで追加点を挙げ、3-0で光星学院が勝利する。松井裕投手を打ち崩した田村選手は、続く準決勝の山梨・東海大甲府戦では本塁打を含む5打数4安打4打点と大暴れ。光星学院は9-3で勝ち、3季連続の決勝進出を決める。

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最終更新:8月8日(月)14時47分

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