ここから本文です

奈良・東大寺で大仏さまのお身拭い

Lmaga.jp 8/8(月) 17:30配信

約200人の僧侶たちや関係者が大仏さまを清掃する「お身拭い(おみぬぐい)」の行事が、8月7日に「東大寺」(奈良市雑司町)にて開催。年に1度しか見れない貴重な光景に、朝早くから多くの観客でにぎわった。

【画像】『大仏さま お身拭い』の風景

早朝から国宝「二月堂」の湯屋で身を清め、白装束に藁(わら)草履姿で「大仏殿」に集合した僧侶や関係者たち。7時から撥遣作法が行われた後、全員でお経を唱え、お身拭いが開始された。お身拭いは古くからおこなわれる「東大寺」の年中行事で、8月7日に日を定めて行われるようになったのは1963年から。当日は、大仏さまだけでなく、周りの屋根、柱、床などの埃も丁寧に清掃する。

足場のない肩や胸などは天井から吊るしたロープでくくられた椅子のようなゴンドラに乗って行われ、下から「西!」「東!」といった指示で移動していく。なかでも、大仏様の頭部の丸い凹凸、「螺髪(らほつ)」には多くの埃がたまっており、清掃場所が高所になるため命綱が付けられ、毎年同じ人が担当するそう。

約30年、毎年欠かさずお身拭いに参加し昨年と同じく、頭部の清掃を行った中西啓介さん。 「毎年、お身拭いに参加できとてもありがたい。1年でたまったほこりは綿ぼこりになってすごいことになっている。ほこりをかぶるとご利益があると言われているけれど、一番上で作業しているからご利益がないのかも」と笑顔を見せた。『お身拭い』は古くからおこなわれる年中行事だが、8月7日に日を定めて行われるようになったのは1963年からという。

取材・文・写真/岡田由佳子

最終更新:8/8(月) 19:09

Lmaga.jp

なぜ今? 首相主導の働き方改革