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KT、国際ドローンレーシング大会で高速通信を視覚的に展開

ハンギョレ新聞 8月8日(月)19時6分配信

「ギガインターネットの高速を感じてほしい」 「準備に励み進んだ技術を見せる方法を探して」 「若い世代が技術の面白さを感じファンになることに期待」 

 「準備に励み改善が進んだのに、それを見せる良い方法がないので…」

 通信業界大手のKTが5日~7日、全国から避暑に来る観光客で最も混みあう釜山市の海雲台(ヘウンデ)で「ギガ(GiGA)コラボフェスティバル」を開催した。砂浜に特設舞台を設置し、12カ国が参加する国内初の国際ドローンレーシング大会「ギガドローンレーシング・ワールドマスターズ」を開き、インターネットカフェでシェア1位のファーストパーソン・シューティングゲーム(FPS)「オーバーウォッチ 」チャンピオンリーグ戦「ギガレジェンドマッチ」も開催した。バーチャルリアリティ(VR)のジェットコースターや、モノのインターネット(IoT)のスポーツジムを体験する施設も運営した。

 ドローン、オンラインゲーム、バーチャルリアリティはどれもKTの事業領域ではない。にもかかわらず、少なからぬ費用をかけこのようなイベントを開いたのは、ファン・チャンギュ会長が就任後に力を注ぐ「ギガインターネット」や「第5世代移動通信」の速さを視覚的に見せるためだ。KTのイ・ソンヨン課長は「通信網の品質が良いほどオンラインゲームやバーチャルリアリティのコンテンツは実感が増す。ドローンがぶんぶん音を立てながら時速150キロで飛ぶ姿を通じて、ギガインターネットの速さを視覚的に感じていただく」と説明した。KTは今回の大会のために3月、国内初のドローンレーシングチーム「ギガファイブ」も創設した。

 KTはファン会長就任後の経営方針を「本業に忠実に、100年の歴史を持つ通信の名家として再出発しよう」とした。イ・ソクチェ前会長時代、李明博(イミョンバク)政府の「落下傘」や会長個人の「恩返し」レベルで数多く迎え入れた「オルレKT」を追い出し、「元来の(ウォルレ)KT」を呼び戻し、四方八方に広げていた事業も通信に関係のないものは全て売却し畳む方向に整理した。また2018年の平昌(ピョンチャン)冬季五輪の際には、世界に先駆けてLTEを継ぐ第5世代移動通信サービスを行うことを宣言した。


 問題は通信の特性上、準備に励み改善されていく様子を視覚的に見せるのに適した方法がなかなかないという点だ。以前の家庭用超高速インターネットの商用化では、インターネットで動画を見ることができるということが広まり、このような悩みを解決した。第3世代移動通信はビデオ通話、LTEはスマートフォンの普及とYouTubeなどの動画サービスの登場が、通信速度の発展の効果を示した。

 KTは通信の品質の重要性を示すために、リオデジャネイロ五輪中継放送網も全て海底ケーブルで構成した。衛星は気象状況によって画面が途切れたり歪む現象が発生し、遅延時間も長いのに比べ、海底ケーブルは高画質中継も遅延時間は0.2秒ほどであり、画面が割れる現象もほとんど生じない。

 KTのイ・ドンス専務は「若い世代が技術に興味を覚え、ひいては技術のファンになるようにしたいということが目的。このようなイベントを継続的に開く予定だ」と語った。

釜山/キム・ジェソプ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:8月8日(月)19時6分

ハンギョレ新聞