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行政が天神崎の流木を処理

紀伊民報 8月8日(月)16時34分配信

 和歌山県と田辺市は8日、同市天神崎の海岸に流れ着いた流木を回収した。作業は自然保護団体「天神崎の自然を大切にする会」(初山丈夫代表理事)の要請に応える形で実現した。全国的に知られる自然保護運動の象徴的な場所でもあり、今後は関係機関で流木の処理など具体的な対策を考えていくという。

 天神崎は、市民らが海岸周辺の土地を買い取り、乱開発から自然を守っているナショナルトラスト運動で知られ、昨年秋には国立公園に格上げされた市を代表する観光名所。同会が定期的に、近隣住民らと海岸や周辺の清掃活動をしているが、近年、台風など大雨が降ると大量の流木が漂着するようになり、対応に苦慮している。

 今年7月は例年よりも流木が多く、同会ではボランティアだけで処理しきれないため、市と県に協力を求めた。

 この日は、市の環境課と文化振興課、西牟婁振興局の農地課と用地管理課から職員計13人と、軽トラック3台、1トントラックとクレーン付きの2トントラック各1台で回収作業に当たった。職員は海岸の7カ所で、漂着した大きな流木をトラックに積み込み、田辺市元町のごみ処理場に運んだ。

最終更新:8月8日(月)16時55分

紀伊民報