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中国:7月末の外貨準備、3.2兆ドルに小幅減少-市場介入抑制で

Bloomberg 8月8日(月)5時5分配信

中国の7月末の外貨準備高は前月末からほぼ変わらずだった。中国人民銀行(中央銀行)が市場介入を抑制したほか、ドル安が他の保有通貨のドル建て評価額を押し上げた。

人民銀が7日発表した資料によれば、7月末の外貨準備高は3兆2000億ドル(約326兆円)と、6月末に比べて41億ドル減少した。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想(中央値)と一致した。

外貨準備の安定は、資本流出圧力が和らいだことを示唆する。先月は英国の欧州連合(EU)離脱決定を受けた安全資産需要の高まりで円が買われたほか、ユーロも上昇し、中国の保有資産のドル建て評価額を押し上げた。

コメルツ銀行の周浩エコノミスト(シンガポール在勤)は外貨準備発表前に、「7月には大規模な介入がほとんどなかった」と指摘。人民銀は英国民投票後に介入を行った可能性はあるが、いずれにせよ「外貨準備に影響を及ぼすほどの規模ではなかった」と説明した。

国際通貨基金(IMF)の特別引き出し権(SDR)建てでは7月末時点で2兆3000億SDR。6月末は2兆2900億SDRだった。

原題:China’s Foreign-Currency Stockpile Stabilized at $3.2 Trillion(抜粋)

3段落目以降にエコノミストのコメントなどを追加して更新します.

Xiaoqing Pi

最終更新:8月8日(月)7時22分

Bloomberg