ここから本文です

原油の売りポジション、過去最高に-さらなる価格下落を予想

Bloomberg 8月8日(月)10時8分配信

ヘッジファンドは軒並み原油価格の下落を予想している。今年も季節的な弱材料が働くとみているためだ。

原油価格が約3カ月ぶりの安値に下落する中、資産運用会社による原油価格下落を見込む売りポジションは過去最高に達した。輸入が2012年以来の高水準となり、米国の原油在庫は2週連続で増加した。製油所が定期修理に入り原油需要が抑制されると予想される時期に供給が増えている。原油先物価格は過去5年間、毎年9月に下落している。

インベスコ・アドバイザーズ(アトランタ)の高利回り投資共同責任者で27億ドル(約2800億円)の運用を手掛けるスコット・ロバーツ氏は「定期修理の時期に入りつつあり、そのことが価格に若干下押し圧力をかけるはずだ」と指摘した。

米商品先物取引委員会(CFTC)によれば、ヘッジファンドによるウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油の先物とオプションの売りポジションは2日終了週に21万8623枚と、データ集計が始まった06年以降で最高に達した。

原題:Oil Bear Market Attracts Record Bets on Further Price Slide(抜粋)

Mark Shenk

最終更新:8月8日(月)10時8分

Bloomberg