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中国中銀、「革新的」政策手段の多用示唆-目先利下げの可能性なしか

Bloomberg 8月8日(月)18時42分配信

中国人民銀行(中央銀行)は、金融政策手段の変更をあらためて示唆した。政策金利や預金準備率の一段の引き下げよりむしろ、流動性措置の活用を続ける方針のもようだ。

人民銀系の新聞に8日掲載された論説記事が、中国は中期貸出制度(MLF)や常設貸出制度(SLF)などの革新的な金融手段をさらに活用することによって金融政策の有効性を高めるべきだとしたほか、政策当局は市場の期待を管理するためにより先を見据えたガイダンスを示す必要があるとの見解を示した。

ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループの大中華圏担当チーフエコノミスト、胡志鵬氏(シンガポール在勤)は同日のリポートで、人民銀の最近のコメントは預金準備率や政策金利の引き下げが当面ないことを示していると指摘。「副作用を制限するため、金融緩和は目立たない方法で行われる公算だ」と記した。

原題:PBOC Signals More Use of ’Innovative’ Monetary Policy Tools(抜粋)

Yinan Zhao

最終更新:8月8日(月)18時42分

Bloomberg