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【マレーシア】IS渡航者の帰国認めず、旅券の無効化決定

NNA 8月9日(火)8時30分配信

 マレーシア政府は、過激派組織「イスラム国」(IS)に参加するため渡航したマレーシア国籍保有者68人の旅券(パスポート)を無効にすると決定した。IS参加者には実質、帰国を認めない方針だ。8日付スターが伝えた。
 アフマド・ザヒド・ハミディ副首相兼内相は7日、ナジブ首相の命令に従って、約2週間前にIS渡航者68人のパスポートを無効処分にしたと報告。「彼らが帰国した場合は入国管理法に基づく処罰の対象になる」と説明した。
 68人がISに参加するためシリアに渡航した時期などは明らかにされていないが、同副首相は「彼らが現地でトイレ掃除や道路清掃に従事させられているのを写真で確認した」とコメント。さらに68人から軽はずみな渡航を後悔し、マレーシアへの帰国を望むメッセージを受け取ったことも明らかにしたが、「わが国と国民の信用を失墜させた行為は許しがたい」として、帰国を認めない措置の断行に踏み切ったとしている。
 
 ■爆弾捜索に本腰
 
 ザヒド・ハミディ副首相は、スランゴール州プチョンの飲食店で6月28日に発生した爆発事件について、事件で使われなかった爆弾の捜索を進めていることを明らかにした。武装集団が保有していた爆弾のうち2個は事件に使用されたが、残り8個の行方が確認できていないという。
 同事件は商業施設「IOIブールバール」内の飲食店で発生し、8人が負傷した。

最終更新:8月9日(火)8時30分

NNA