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ゴルフ初心者でもわかる!メダル候補はこんなヒト 池田勇太編

ゴルフ情報ALBA.Net 8月9日(火)21時39分配信

 片山晋呉とともに日本代表としてリオオリンピックに臨む池田勇太。立年を迎えた日本の若大将が正規の祭典に臨む。

【解説】フォローにかけての腕の返しに注目!池田勇太スイング連続写真(計10枚)

 池田は千葉学芸高校3年時に「世界ジュニア」と「日本ジュニア」の2つのタイトルを獲得すると、「日本オープン」では25年ぶりの高校生ローアマに。東北福祉大進学後、07年にプロ転向した。

 翌08年、すぐにシードを獲得すると、09年、10年と4勝をマーク。その後も順調に勝ち星を積み重ねながら、2013年には史上最年少で選手会長に就任、ツアー活性に腐心した。
 
 今季は4月の「パナソニックオープン」でツアー14勝目をマークすると、「全英オープン」で予選突破、さらに返す刀で挑んだ「全米プロゴルフ選手権」でも4日間戦い33位タイ。また、昨年までのトレードマークだった角刈りとスリータックパンツをやめ、今季は流行りのパンツを履きこなしさわやかな髪をなびかせている。

 そんな池田のスイングをツアープロコーチの堀尾研仁氏は「クラブの振り遅れがないスイング」と表現する。「その特徴の1つがバックスイングで腕のねじれを少なくしているところ。外に上げるような感じで見える部分ですね。腕のねじれを減らしてクラブを立てるように使い、体の後ろにいかないようにしています。体の正面にあるので、この状態でクラブを上げて、振るということは振り遅れにくいんです」。

 もう1つ挙げるのが「インパクトからフォローにかけての腕の返し」だ。「腕を柔らかく使って、ヘッドを走らせることが非常に上手い。ここはアマチュアにとってお手本になると思います」とのこと。我々アマチュアも是非とも参考にしたい。

 今回の舞台となるレセルバ・マラペンディGCは、大西洋から吹く風をいかに攻略するかがカギとなるが、同じくリンクスで開催された全英-でのプレーを見た堀尾氏は問題ないと語る。「池田プロは想定外の球があんまり出ない。5ヤードぐらい曲がるフェードを打つんですけど、きちっとコントロールされてるから、風が吹いても球の弾道が想像がつくので、すごく安定したプレーができていた」。前哨戦でのプレーは確かな手ごたえを感じさせた。

 スイング以外にも「球の打ち分けも上手いし、全英で予選を突破したのはショートゲームもうまさもあると思う。ショットも良いけど、アプローチ、パターがしっかりしているうまい。ゴルフのバランスが非常に良い」。何よりも堀尾氏が強調するのが状態の良さ。「全英も通って、全米プロも良くて。すごく調子が良いと思う。期待できるんじゃないですかね」。上り調子の日の元の若武者に、112年ぶりのメダル奪取の期待を乗せたい。

解説・堀尾研仁(ほりお・けんじ)/1971年4月16日生まれ。1997年よりデビッド・レッドベターに師事し、ゴルフティーチングの世界に入る。2002年よりツアープロの帯同コーチとして活動を開始。現在は多数のツアープロのコーチを行っており、その内の1人である塚田陽亮が今年の国内メジャー「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills」で初優勝を挙げるなど今注目のツアープロコーチの1人。

(撮影:岩本芳弘)<ゴルフ情報ALBA.Net>

最終更新:8月9日(火)21時39分

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