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動物の検体検査受託サービス国内最大手を買収

MONOist 8月9日(火)8時55分配信

 富士フイルムは2016年7月25日、ペットの血液検査など、動物の検体検査受託サービスを展開するモノリスを買収したと発表した。同年8月1日に同社の100%子会社「富士フイルムモノリス」として新たにスタートさせ、動物向け検体検査受託サービス事業に参入する。

 モノリスは、動物病院や動物クリニックから検体検査を受託するサービスを展開し、同サービス市場で国内トップシェアを有している。検体に細胞を用いる病理組織検査をはじめ、動物病院の検査装置では対応できない検査も行う。一般的な検体検査では、検体の集荷から結果の通知までに約3日かかるが、同社は全国10拠点に受託検査所を設け、検体を採取した当日に集荷し、その日のうちに検査結果を連絡するという迅速なサービスを提供している。

 今回の買収により、富士フイルムでは、これまでの動物向けの体外診断機器・試薬の提供に加え、新たに動物向けの検体検査受託サービスにも取り組む。これにより、体外診断事業の領域を拡大させる。

 今後、モノリスが培った獣医師とのネットワークを生かし、動物病院やクリニックから幅広く要望・意見を集め、新たな検査項目の探索・開発を行うなど、より臨床に役立つ検体検査を提供していく。また、富士フイルムの医療IT技術を活用し、検査を依頼した動物病院やクリニックにオンラインで検査結果をフィードバックしたり、ペットオーナーが過去の検査履歴を自宅で閲覧できるシステムを構築するなど、利便性の高いサービス提供も目指すとしている。

最終更新:8月9日(火)8時55分

MONOist

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