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【柔道男子】大野将平「圧倒的に勝つ」予告通り金 原点は「講道学舎」

東スポWeb 8月9日(火)6時27分配信

「圧倒的に勝つ」。そう予告してリオ五輪に臨んだ大野将平(24=旭化成)。まさにその通りの試合内容で頂点に駆け上がったが、その基礎は数々の五輪メダリストを輩出した柔道私塾「講道学舎」で徹底的に鍛えられた。

 入門前から根性を見せる。小学5年の終わり、体重が40キロしかなく、母・文子さんは入門を諦めさせようと10キロ増量を課す。しかし、大野は9か月間の食トレで達成。入門テストに間に合わせた。

 2つ上の兄・哲也さんからは「帰れ」と怒鳴られたが、練習に食らいついた。脱走者も多い“虎の穴”で大野は練習後、後輩を残して1時間打ち込みを行うほどの努力家だった。

 当時の恩師、持田治也氏は今でも特別な存在。暴力問題が発覚した2013年、大野を車で東京から奈良の天理大の寮まで連れて帰ったのも持田氏だ。

 学舎は昨年3月に閉塾。名前に「平成の大将」の意が込められる大野は「武士とかサムライとかそんな場所だった。ボクはブレずに信念を突き通す」と学舎魂を背負った。

最終更新:8月9日(火)8時8分

東スポWeb