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山下清展10日開幕 民報プレ創刊125周年記念

福島民報 8月9日(火)8時46分配信

 貼絵などで知られる画家・山下清(1922-1971年)の世界を紹介する「没後45年 放浪の天才画家 山下清展」は10日、福島市のとうほう・みんなの文化センター(県文化センター)で開幕する。
 福島民報社の主催、県文化振興財団の共催、JA共済連福島の協賛。福島民報プレ創刊125周年記念事業。
 細長く切った色紙をよって作る独自の技法「こより」を駆使した貼絵「長岡の花火」、いわき市勿来を描いたペン画「トンネルのある風景」など約130点を展示する。貼絵を始めた少年期から山下清の代名詞ともいえる放浪期、画家として活躍した円熟期まで時代に沿って作品を紹介する。リュックサックなどの愛用品も並ぶ。
 10日は午前9時半からオープニングセレモニーを行い、午前10時から一般公開する。会期は9月18日まで。休館日はなし。開館時間は午前10時から午後5時(入館は午後4時半)まで。観覧料は大人が前売り800円(当日1000円)、中高生が前売り400円(当日500円)。小学生以下は無料。問い合わせは福島民報社事業局 電話024(531)4171へ。

■民報ニュース、動画で収録 昭和34年の二本松訪問

 山下清は昭和34年10月、「二本松の提灯(ちょうちん)祭り」を見るため福島県二本松市を訪れている。その時の様子は福島民報の紙面だけでなく、当時の「民報ニュース」にも収録され、県内の映画館で上映された。
 祭りが催された10月5日夜に収録された映像で、「夜空を彩る大提灯」と題して同月に上映された。ニュースは1分程度。提灯祭りを紹介する場面が続いた後、祭りを見物する山下清の姿が映っている。
 山下清の映像は2秒足らずだが、祭りをじっと見つめる生き生きとした表情を捉えている。
 民報ニュースは昭和33年から38年までの間、映画上映の合間に流すニュース映像として福島民報社が製作した。県内の話題を中心に取材し、月ごとに新作を公開した。

■パネルと映像を会場で紹介

 展覧会では、山下清が福島県二本松市を訪れた時の様子を伝える福島民報紙面のパネル、民報ニュースの映像を会場で紹介する。
 紙面は昭和34年10月5日付と6日付。二本松市の酒造会社、「安達ケ原の鬼婆(おにばば)」が葬られたと伝わる黒塚などを訪れ、二本松の提灯祭りを熱心にスケッチしていたことを紹介する記事と写真が掲載されている。

福島民報社

最終更新:8月9日(火)9時26分

福島民報

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