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清水成駿さん通夜に500人参列 アンカツが語ったやさしき素顔

東スポWeb 8月9日(火)10時47分配信

 4日に死去した競馬予想家・清水成駿さん(享年67)の通夜が8日午後、東京都台東区の寛永寺輪王殿第2会場で行われた。長年連載をしていた縁で東京スポーツ新聞社・酒井修代表取締役社長が葬儀委員長を務めた式には、約500人が参列。美浦トレセンからは大江原、本間、牧調教師らが駆けつけた。また、成駿さんの生前の幅広い活躍を示すように、出版、雑誌、映像など多くの競馬関係者が集まり、故人をしのんだ。

 本紙・連載“GIはアンカツに聞け!!”でおなじみの安藤勝己元騎手は、イベントなどで故人と仕事をする機会が多く、より近しい関係者の席で故人をしのんだ。動画サイトなどでは苦みばしった男の予想対決を演出する絵柄も見られたが「(演出されたイメージとは違い)やさしい人だった。騎手をやめてからのお付き合いだが、とにかくやさしくしてもらった、というのが今も昔も変わらない印象」。続けて「競馬に関する考え方、予想の切り口などは、なるほどと参考になるものが多かった。さすがだなと思うことが多々あった」。

 東スポ紙上で名指南を展開する元GIジョッキーは大御所へのリスペクトを口にした。

「67歳というのは早すぎる。残念だし、寂しい」とカリスマの“競馬劇場”からの突然の退場を惜しんだ。

 同じく本紙競馬確定面で“そりゃホントか井崎亭”を連載する井崎脩五郎氏は「同世代なのでねえ…(井崎氏は69歳)。昔は週刊宝石(廃刊)の競馬対談にいつも呼んでもらった。一緒に同じ道を歩んできた感じなので本当に寂しいね」。キャラは違えど日本競馬の隆盛を支えてきた片輪のサヨナラに目頭を押さえていた。

 競馬ジャーナリストの鈴木淑子さんは「(仕事というより)半分以上はお酒の席の思い出です」と言いながら故人をしのんだ。「楽しいお酒で競馬のことを延々と語る感じではなかったけど、後日文章を読むとあの時はこういうことを言っていたのか、という深いものが感じられた文筆家でしたね。あの独特の文章がもう読めないと思うと寂しいですね」

 この日はファンの焼香所も設けられ、ルーキー(?)とおぼしき若者から、年季の入った昭和の競馬通までが手を合わせた。幅広い“支持者”を持つ故人を惜しむ声はやまない。

最終更新:8月9日(火)11時34分

東スポWeb

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