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【柔道】“野獣”健在の銅・松本薫 2020年東京五輪出撃も

東スポWeb 8月9日(火)16時43分配信

【ブラジル・リオデジャネイロ8日(日本時間9日)発】2個目のメダルは銅――。柔道女子57キロ級で前回ロンドン五輪金メダルの松本薫(28=ベネシード)は3位決定戦に勝ち、銅メダルを手にした。準決勝で一本負けして2連覇はならなかったが、2大会連続でメダルを手にして“野獣”健在を証明。次回の2020年東京五輪出撃も視野に入れている。

 開始24秒、背負い投げでの一本負け。準決勝は、あっという間の決着だった。世界ランキング1位の強敵ドルジスレン・スミヤ(25=モンゴル)の背負い投げは警戒していたものの「1回目が効かなかったので大丈夫と思ってしまった。気の緩みが対応できなかった原因」。持ち味の粘り強さを発揮する前に試合が終わった。

 それでも、3位決定戦では連珍羚(28=台湾)に優勢勝ちして銅メダルを獲得。連は今年5月の「マスターズ大会」で一本負けした嫌な相手だったが、大舞台でリベンジを果たした。

 ロンドンでは日本柔道唯一の金メダルを獲得。連覇の重圧は「試合中はなかったけど、それまでの過程でありました。この4年間は、しんどかった」。表に出さない苦悩があった。

 今後について聞かれた瞬間、館内に大音量で雑音が流れ「こんな感じです」と苦笑い。「分かりません。やり残したなんて言いだしたら多分、キリがない」と続けた。

 実際、これで最後になるとは限らない。松本はリオ五輪を最後に引退することを示唆していたが、最近、親しい関係者に現役続行をにおわせる言葉を口にするようになった。

「東京五輪って、すぐそこでやるんですよね。後輩に強い選手がいなければ、やってみたいな」

 実は、衰えとは無縁。東京・八王子の高尾山を上り下りするランニング練習では初めて往復合計48分を切り、自己ベストを更新した。28歳にして、なんと体力も進化。成長が止まらないそうで「ロンドン前に追い込んでいた時より速いんですよ。4年たって伸びているって、すごいですよね!」と胸を張るほどだ。

 母国開催の東京五輪で“野獣”が3大会連続のメダル獲得に動くのか。3位決定戦で見せた眼光の鋭さからすれば、どんでん返しの展開が現実味を帯びている。

最終更新:8月9日(火)16時43分

東スポWeb

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。