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岡田准一、『関ヶ原』石田三成役で主演 18年ぶり“司馬遼太郎作品”実写映画化

オリコン 8月10日(水)5時0分配信

 V6の岡田准一と女優の有村架純、俳優の役所広司が、作家・司馬遼太郎氏の名作を実写映画化する『関ヶ原』(2017年初秋公開)に出演することが9日、わかった。司馬作品の実写映画化は1999年公開『梟の城』以来、実に18年ぶり。石田三成役を演じる岡田は「日本で一番の大合戦『関ヶ原』が映画化されることを僕自身、今から楽しみにしています。歴史好きとして、本来の人物像に近いであろう『石田三成』を演じることができ嬉しく思います」とコメント。有村は三成を愛し支え続けた伊賀の忍び・初芽役、役所は徳川家康役を演じ、監督・脚本は原田眞人氏が手がける。

【写真】歴史小説の大家・司馬遼太郎氏の『関ヶ原』書影

 原作は、歴史小説の大家・司馬氏が戦国史上最大の合戦・関ヶ原の戦いを真っ向から描いた名作として知られ、累計発行部数580万部を超えるベストセラー。司馬氏の『国取り物語』『新史太閤記』と並ぶ“戦国三部作”であり、『覇王の家』『城塞』と並ぶ“家康三部作”のひとつになる。これまでに1981年にTBSでドラマ化されているが、2016年に司馬氏の没後20年を迎えるなか、同作初の実写映画化が決定した。

 そんな同作の主演は岡田。2014年のNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』、映画『蜩ノ記』以来となる本格時代劇への出演となり、原田監督作品には初参加で、己の「正義」を強く信じ、愛を貫き通そうとした“純粋すぎる武将”石田三成を演じる。

 豊臣秀吉亡きあとの天下取りに野望を抱き、三成と相対する徳川家康役の役所は、「信長、秀吉など、数々の戦国武将の成功と失敗を間近に見て学んできた家康が、人生最大の大博打『関ケ原の戦い』に挑み、勝利するまでの心の動き、今からワクワクしています」。家康役は初となる役所が、策略を巡らし三成を追い詰めていく、権力欲に燃える東軍大将を演じる。

 初の時代劇出演になる有村は、殺陣アクションにも初挑戦。激動の戦国時代に、表立っては言えない恋心を秘めながら、命を懸けて主君・三成を守る忍役を演じる。クランクインを前に有村は「言葉や所作、アクションなど、いちから覚える事がたくさんありますが、出演されるキャストの方々のお芝居を見て勉強しながら、その時代を生きた人物として、石田三成の腰元として女を忘れしっかりと役目を果たしたいなと思います」と意気込む。

 一方、原田監督はいま同作を映画化することの意義を「国家の在り方が問われるこの不確かな時代を生き抜くために、我々にはもう一度、それぞれの立場で『正義』を問い直し実践する急務があります」。さらに兼ねてより抱いていた「『ラスト サムライ』を超える日本発の世界戦略時代劇を作りたい」という想いも明かし、「司馬遼太郎文学のすばらしさは、『正義の信奉者』のもたらすマイナス面も活写し、石田三成を偶像視していないところです。三成と敵対する徳川家康のリアリストの悪しき面と魅力も同時に捕えています。私の中にも60%の三成と、40%の家康が共存しています。そこに『関ヶ原』を作る意義がある、と痛切に感じています」と熱く語っている。

 撮影は、8月中旬より約2ヶ月半をかけて実施。滋賀や京都などを中心に、国宝級の歴史的建造物での映画初撮影も予定されているほか、天下分け目の決戦シーンでは3000人規模のエキストラが参加する。

最終更新:8月10日(水)5時0分

オリコン

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。