ここから本文です

キヤノン vs. ニコン、リオ五輪でデジカメ大将戦

投信1 8/9(火) 12:15配信

オリンピックはデジカメの2強、キヤノンとニコンの主戦場

リオオリンピックが始まりました。朝から深夜までTVで競技の模様が流れています。一度見始めると、はらはらしながらついつい最後まで見てしまいます。日本の選手団の皆さんの健闘をお祈りいたします。

さて、オリンピックといえば、まずは競技です。そしてスポーツグッズも注目の対象です。しかし筆者のようなカメラ好きは、デジタルカメラの2強であるキヤノンとニコンの威信をかけた「戦い」に強い関心を持っています。

デジタルカメラの2強にとって、オリンピックはスポーツカメラマンや報道カメラマンに自社機材の実力を見せつける最大のイベントです。そして、この2社のいわゆる旗艦機(フラッグシップ機)は、4年ごとの夏季オリンピックを目標に開発されているのです。

2強の考えるフラッグシップの定義とは

それでは、現在の2社のフラッグシップ機を見てましょう。

キヤノンは2016年4月にEOS-1D X Mark IIを発売しました。値段は60万円台です。有効画素数2020万画素のフルサイズセンサーを搭載し、1秒に最大で16コマの連写ができます。

ニコンは2016年3月にD5を発売しました。こちらも60万円台です。有効画素数2082万画素のフルサイズセンサーを搭載し、1秒に最大で14コマの連写ができます。

こう書くと両機の間に連写性能で違いがあるように見えますが、決定的とは言えないと思います。

ところで読者の皆さんの中には、プロ向けの機材なのに画素数がそんなに多くないな、と感じた方がいらっしゃると思います。

実は、こうしたフラッグシップ機は、報道やスポーツカメラマンを始めとする幅広い写真のプロのための道具という性格が強く出ています。そのため、いたずらに画素数を増やすよりも、十分な画素数を確保しながら連写性能を高め、また屋内でも高速シャッターが切れるようバランスよく設計されています。

さらに、動いている選手を瞬時に、かつ的確にオートフォーカスで追いかける必要もあります。オリンピックの撮影は屋外ばかりではなく、また昼間ばかりとは限りません。屋内でも「決定的瞬間」を十分な画質でしっかり記録できるように、綿密に練りあげて製品化されているのです。

1/2ページ

最終更新:8/9(火) 18:35

投信1