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東京理科大、酪農に人工知能(AI)導入-乳牛の健康管理など研究開発を開始

日刊工業新聞電子版 8月9日(火)15時10分配信

 東京理科大学理工学部の大和田勇人教授らは、酪農経営に人工知能(AI)を導入し、乳牛の健康管理や生産性向上に活用する技術の研究開発を始めた。搾乳ロボットや牛舎の監視カメラなどを使って、個々の牛の搾乳量、生乳の成分、行動パターンなどの情報を集めビッグデータ(大量データ)化。同データをAIで解析し、牛の発情や病気の予兆を早期に発見するシステムの実用化を目指す。

 研究期間は2016-20年度の5年間。家畜改良センター、鹿児島大学学術研究院、北海道立総合研究機構根釧農業試験場、デラバル(東京都新宿区)、トプコンと共同で研究を進める。

 タブレット端末を使い、AIの解析結果を分かりやすく酪農家に提示する仕組みも開発する。牛舎にいる牛1頭1頭をリスト化してタブレット端末に表示。AIによる分析で「要観察」と判定された牛にはマークを付けて表示し、酪農家に注意を促すといったことを想定している。

最終更新:8月9日(火)15時10分

日刊工業新聞電子版