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アルカットワン、南工場が稼働/アルミ大物加工事業を拡充

鉄鋼新聞 8/9(火) 6:00配信

アルミ大物加工を手掛けるアルカットワン(大阪府東大阪市、社長・山上聖志氏)はこのほど、本社隣接地の土地・建屋を廃業した精米会社から取得、新たに南工場として稼働を開始した。南工場は敷地面積が2540平方メートルで、大型5面マシニングセンター2台などを新たに導入、稼働を開始した。土地・建屋・設備など総投資額は約11億円。
同社は1995年の創業で、大物アルミ加工に付随した業務を一貫して手掛けられる点が強み。グループ会社には2010年に全額出資で子会社化した、アルマイト処理メーカーのホシ技研(大阪市淀川区)を持つ。グループの従業員数は60人。
「半導体や液晶関連は受注が好調で、仕事は10カ月先まで埋まっている。アルカットワングループは国内屈指の大型設備を持つ。南工場の取得に伴い、加工設備は一段と充実した」(山上社長)。アルミ大物加工では硬質アルマイト加工処理が欠かせないが、それに対応できるのは国内で数社。技術力でも国内有数と評価が高い。
アルカットワンは本社工場の近隣に楠根工場を持ち、南工場を取得したことで3工場体制(合算敷地面積7220平方メートル)を整えた。これ以外でも近隣に土地および倉庫(2千平方メートル強)を取得済みで、工場拡張の余地がある。
16年10月期のグループ業績(アルカットワンとホシ技研の合算)は売上高25億円、経常利益4億円を予想している。達成すれば売上高と経常利益はいずれも過去最高となる見通し。

最終更新:8/9(火) 6:00

鉄鋼新聞