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ジビエ処理車機動性をPR 東京都内で振興協

日本農業新聞 8/9(火) 7:00配信

 野生鳥獣肉(ジビエ)の対象になる鹿やイノシシなどを衛生的に処理できる移動式解体処理車が8日、東京都内のショールームで披露された。捕獲場所近くまで乗り入れられる機動性に加え、車内に処理や冷蔵施設も備え、肉の劣化が防げる。

 NPO法人・日本ジビエ振興協議会が開いたお披露目会は、長野に続いて2回目。市町村や企業関係者ら150人が出席し、JA全中の大西茂志常務や全農の小原良教常務も同席した。自民党鳥獣食肉利活用推進議員連盟(ジビエ議連)の石破茂会長は「ジビエが流通に回るよう努力したい」と述べた。

 処理車は、同協議会が捕獲から処理までの短縮に向けて長野トヨタ自動車などの協力で製作した。標準的な体重70キロの鹿なら最大5頭程度が処理できる。販売価格は約1700万円を見込む。同協議会の藤木徳彦理事長は「処理車をきっかけに鳥獣被害を減らし、食卓に鹿肉やイノシシ肉を食べる文化を根付かせたい」と意欲を語った。

日本農業新聞

最終更新:8/9(火) 7:00

日本農業新聞