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<天皇陛下お気持ち>加須に避難の双葉町民「今でも感謝でいっぱい」

埼玉新聞 8月9日(火)6時30分配信

 東京電力福島第1原発事故で埼玉県加須市に避難している福島県双葉町民のうち約10人が8日、加須市正能の被災者支援施設「NPO法人加須ふれあいセンター」に集まり、天皇陛下の「お気持ち」を伝えるラジオ放送を聞き入った。

 天皇陛下と皇后陛下は、東日本大震災発生後の2011年4月8日に、当時双葉町民の避難所だった加須市の旧県立騎西高校に足を運ばれ、被災者を励まされた。

 津波で親族を失った女性(65)は同校の体育館で天皇陛下に「避難所生活お疲れ様です」と声を掛けられ、手を握られた。心に穴が開いていたという女性は「両陛下が旧騎西高校に来ていただいたことは一生忘れない。今でも感謝の気持ちでいっぱい。励ましのお言葉をいただき、私自身頑張ろうというきっかけになった」と振り返る。

 他の町民とともに天皇陛下の「お気持ち」を聞いたこの女性は「今まで国民のためにご足労されてきた。今後はお二人で少し体を休めていただくのもよろしいのではないでしょうか」と話した。

最終更新:8月9日(火)6時30分

埼玉新聞