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中国の7月鋼材輸出/2カ月連続1000万トン超/6カ月連続増、過去4番目の高水準

鉄鋼新聞 8月9日(火)6時0分配信

中国税関総署が8日に発表した貿易統計によると、7月の鋼材輸出は前年同月比5・9%増の1030万トンとなり、2カ月連続で1千万トンの大台を超えた。前年比増は6カ月連続。月間2番目だった前月比では64万トン減ったものの、なお過去4番目の高水準となる。
7月積み輸出の商談時期となる5~6月は中国の国内市況が軟調だったことに加え、設備改修やトラブルで日本や韓国勢の輸出余力が低下していたため、中国勢の旺盛な輸出が続いたものとみられる。
ただ中国鋼鉄工業協会(CISA)は「上期だけでアンチダンピング(反不当廉売=AD)や相殺関税(CVD)といった対中通商案件は24件発生した」とし、下期の鉄鋼輸出は難しくなると予想している。
7月の鋼材輸入は前年同月比7・6%増の113万トンだった。
1~7月累計では、鋼材輸出が前年同期比8・5%増の6741万トン、鋼材輸入は同1・4%減の759万トンだった。
鉄鉱石輸入は9カ月連続増
鉄鋼資源関連では、7月の鉄鉱石輸入が前年同月比2・7%増の8840万トンとなり、9カ月連続で増加した。トン当たりの単価はCIF55・6ドルで、前月比では約2ドル下落し5カ月ぶりに反落した。
コークス輸出は同50・7%増の110万トンだった。
1~7月累計では、鉄鉱石輸入が前年同期比8・1%増の5億8205万トン、コークス輸出が同10・8%増の585万トンとなった。

最終更新:8月9日(火)6時0分

鉄鋼新聞