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男子エペ見延和靖は6位入賞 リオ五輪フェンシング

福井新聞ONLINE 8月9日(火)23時38分配信

 男子エペ個人の見延和靖(ネクサス)は3回戦でアブデーフ(ロシア)に勝って準々決勝に進んだが、第1シードのグリュミエ(フランス)に8―15で敗れて4強入りを逃し、6位だった。この種目での日本勢の入賞は初めて。朴相永(韓国)が決勝でイムレ(ハンガリー)を15―14で破り、優勝した。

■メダル届かず「経験の差」 見延、8強で世界1位の壁

 持ち前の攻撃力と勢いを封じられ、フェンシング男子エペ個人で29歳の見延は8強で世界ランキング1位のグリュミエの壁に阻まれた。目標のメダルに届かず「経験の差が出た」とうなだれたが、初の五輪で女子エペ個人の佐藤に続いて同種目初の入賞。「悔しいけど悔いはない。最低限のノルマはクリアした」と潔く結果を受け入れた。

 昨年11月のワールドカップ(W杯)でグリュミエを倒すなどし、日本選手として同種目初優勝。その再現はならなかった。フットワークを武器に先手を奪う仕掛けが遅れ「前半の作戦ミスが大きかった」と唇をかんだ。

 全身が有効面で、ルールが最も単純明快なエペの魅力にはまり、法大在学中にフルーレから本格的に転向。4年前のロンドン五輪を逃した挫折を乗り越え、海外経験を増やすためイタリアで単身の武者修行も経験して腕を磨いた。

 今大会で引退を表明したエース太田も「次の日本を引っ張る後継者」に期待する存在は、4年後の東京五輪へ使命感と自覚は十分。「僕が先頭に立って引っ張り、団体でメダルを取りたい」と意気込んだ。

福井新聞社

最終更新:8月10日(水)18時1分

福井新聞ONLINE