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「セグウェイ」都内初の公道走行へ 目的は「交通マナー向上」、どうやって?

乗りものニュース 8月9日(火)13時48分配信

民間主体での「セグウェイ」公道走行は今回が初

 東急電鉄とセグウェイジャパン、二子玉川地区交通環境浄化推進協議会が2016年8月9日(火)、二子玉川駅(東京都世田谷区)周辺の公道を「セグウェイ」で走行する「セグウェイツアーin 二子玉川」を、9月2日(金)から実施すると発表しました。

 日本では、基本的に認められていない1人乗り電動2輪車「セグウェイ」での公道走行。2011年から「つくばモビリティロボット実験特区」(茨城県つくば市)で公道の走行実験が行われていますが、そうした自治体ではなく、民間が主体になっての「セグウェイ」公道走行は今回が初です。「産業競争力強化法」にもとづく「企業実証特例制度」の活用で、実現されました。

 また、都内での正式な公道走行もこれが初。二子玉川では今年4月から7月までにのべ331人、約730kmの検証走行が行われ、安全性の確認を終了。9月2日(金)より、一般向けの有料プログラムとして「セグウェイツアーin二子玉川」が実施されることになりました。

 東急電鉄は近年、古くから「住みたい街」として人気のあった沿線の二子玉川で再開発を実施。「働きたい街」「訪れたい街」としての魅力も高めることで、東急電鉄の沿線価値向上を図ってきました。2015年の、楽天本社も入る複合施設「二子玉川ライズ」グランドオープンで“ハード面”の開発は一段落していますが、引き続きこうしたツアーを実施するなどして“ソフト面”での魅力も高めていくことにより、同社が「選ばれる沿線」であり続ける、というねらいがあるといいます。

 こうして沿線に拠点性、魅力度の高い街を開発することにより、鉄道や関連事業の利用者増加などが期待できます。特に二子玉川への鉄道アクセスは東急線のみであり、効果は直接的です。「二子玉川ライズ」がグランドオープンした2015年度、二子玉川駅の乗降人員は田園都市線が17.8%、大井町線が18.7%アップしました。

 また、「セグウェイツアーin 二子玉川」そのものの目的は「交通マナーの啓蒙」です。「セグウェイ」がどう、それにつながるのでしょうか。

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最終更新:8月9日(火)15時52分

乗りものニュース