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「長崎地裁、次回ヤマ場」 諫早干拓開門問題・福岡高裁和解協議

佐賀新聞 8/9(火) 11:30配信

 国営諫早湾干拓事業を巡る潮受け堤防の排水門開門の是非に関し、司法判断がねじれている二つの裁判の和解協議と審尋が8日、福岡高裁で開かれた。長崎地裁で続く和解協議では、国が基金案について県や漁協に諾否の聞き取りを進めており、国と漁業者側の双方とも次回の9月6日が「ヤマ場になる」との見通しを語った。

 和解協議と審尋は非公開。長崎地裁の裁判長から指示を受けた国の聞き取り結果の報告は9月6日で、福岡高裁は「関心がある」と話し、次回協議を同16日に決めた。

 協議終了後、国の担当者は、長崎地裁の次回の和解協議について「国の聞き取りの報告次第だが(裁判長は)何らかの判断をすると思う」と述べた。漁業者側の弁護団も、福岡高裁の次回期日が長崎地裁の直後だったことを踏まえ「6日に何か動きがあると考えないと整合性がつかない」と指摘し、開門を前提としない枠組みが変わる可能性もあるとの見方を示した。

最終更新:8/9(火) 11:30

佐賀新聞