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ポケモンGOにも採用されて必死に学習され始めたメートル法の歴史

ギズモード・ジャパン 8月9日(火)23時10分配信

ポケモンGOの出現によって(主にアメリカ人)の注目を浴びたメートル法。私たちにとっては当たり前な長さの単位ですが、私含めその起源と歴史を知らない人も多いのでは? タイムリーなことにTED-Edが「Why the metric system matters(メートル法が大事な理由)」という動画を公開しています。


動画を見たい方はこちら。https://www.youtube.com/watch?v=7bUVjJWA6Vw



元々、地域ごとに異なっていた単位や基準はフランス革命の際に初めて統一され、メートル法が設けられました。それが浸透するまでには時間がかかったもののフランス国内から国外へ、そして植民地諸国へと広まったのです。しかし、その頃すでに独立していたアメリカの13植民地には広まりませんでした。

そんな背景もあり、現在、メートル法を採用していない国はアメリカ、リベリア、ミャンマーの3国のみ。しかし科学や医療の分野ではほとんど例外なくメートル法が採用されています。そのため、メートル法を使っていないことから生じる混乱(アメリカがヤード・ポンド法を採用していたがために起きた火星探査機の事故)もありました。


かつて1メートルの長さは物理的な標準器で定められていましたが、テクノロジーの発達により、普遍定数に基づいて秒速と光で表すようになりました。まだ採用していない国々もありますが、それこそ元々フランス革命のときに臨んでいた世界共通といえる単位になったのです。

こうやってその歴史を紐解くと、政治的な理由から作られた不変の単位が人類にとってどれほどの偉業なのか、そして統一の単位を持つことでどれだけの恩恵を受けているのか…改めて考えさせられます。

Casey Chan - Gizmodo SPLOID[原文]

(たもり)

最終更新:8月9日(火)23時10分

ギズモード・ジャパン