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戦後すぐの教科書や土葬用具 小学校のお宝“発掘”

カナロコ by 神奈川新聞 8月9日(火)16時47分配信

 横浜市歴史博物館(同市都筑区)が市内小学校内の歴史資料室の整理やリニューアルに取り組んでいる。取り組みの報告とともに、これまでに整理が終わった約20校の資料室が保管していた文化財を紹介する企画展「よみがえる学校の文化財-地域の“かがみ”学校内歴史資料室」が9月4日まで、同館で開かれている。

 同館は2013年度から文化庁の補助金を受けて「博物館デビュー支援事業」を展開。市内小学校内の歴史資料室を地域と学校、博物館を結ぶ新たな拠点として位置づけ、資料室に伝わる地域の文化財の整理や、展示のリニューアルなどを行ってきた。

 同展では約20校の資料室から約300点の文化財を展示。2人で横に並んで使う木製の机といす(青木小)や戦後すぐの教科書(中和田小)など学校用の道具から、土葬の葬儀道具(川和小)や獅子舞の道具(柏尾小)など地域の民俗資料までがずらり。農具も多く、脱穀道具「千歯こき」は47点も展示されている。

 担当した学芸員の羽毛田智幸さんは「地域の身近な歴史資料がそろっている学校内歴史資料室から、博物館や歴史に興味を広げてもらえれば」と来場を呼び掛けている。

 観覧無料。月曜休館。問い合わせは同館電話045(912)7777。

最終更新:8月9日(火)16時47分

カナロコ by 神奈川新聞