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ヨーロッパ企画・上田誠「新世界はおっさん天国」

Lmaga.jp 8/9(火) 19:00配信

京都を拠点に全国で活動する劇団・ヨーロッパ企画が8日、大阪MBSにて新作『来てけつかるべき新世界』の記者会見を実施。主宰の上田誠、客演の福田転球、劇団のメンバーらが出席した。

前作『遊星ブンボーグの接近』レポート

ヨーロッパ企画は、京都の上田製菓(通称ヨーロッパハウス)を拠点にしたコメディ主体のマルチ劇団で、2005年に代表作『サマータイムマシン・ブルース』が本広克行監督により映画化(瑛太、上野樹里出演)され、一躍全国区となった。2015年の公演『遊星ブンボーグの接近』では、全国で12,000人を動員。また、舞台だけでなく、イベントや映画祭、テレビやラジオなど、多方面にわたってコンテンツ制作をおこなっている。

そんなヨーロッパ企画の新作『来てけつかるべき新世界』について上田は、「もともと、大阪のおっさんをやりたくて。おっさんたちがワイワイ、ガヤガヤやる劇をやりたいと思ったんです」とコメント。そして、「実は関西弁で公演をしたことがなかった。それに人情劇も。そんなとき、本屋でドローンの本を見かけて、大阪のおっさんとドローンが戦う絵が浮かんで。よし、これで劇になると。今、(人工知能が人間の脳を超えるといわれる)『2045年問題』が来るとまことしやかに言われてるんですけど、レトロな新世界にテクノロジーの新世界がやってくるというお話が面白いんじゃないか」と、新作の構想について明らかにした。

そして、なぜ「大阪のおっさん」に着目したのか。それについて上田は、「子どもの頃から大阪に憧れがあった。あと、脚本を書いてて、『おっさん』という言葉は翻訳不能なんです。標準語に変えると、オヤジとか、ちょっとニュアンスが違ってくる。もう、おっさんとしか言いようがないんです。ある種、動物的というか。人間からひと皮むいたら現れるというか。最近、クリーンな、シュッとしたお話(2014年公演『ビルのゲーツ』、『遊星ブンボーグの接近』)が多かったんで、ここらで逆のお話をやりたいなというのもあった」と説明した。

本公演は、滋賀・栗東でのプレビュー公演(9月3日)を皮切りに、全国10都市(京都、東京、広島、福岡、大阪など)で開催。チケットは各プレイガイドにて発売中。

最終更新:8/9(火) 20:32

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