ここから本文です

ブラジル株:ボベスパ指数と通貨レアル、下落-政治面の楽観論が後退

Bloomberg 8月9日(火)7時33分配信

8日のブラジル株式市場で指標のボベスパ指数は下落。テメル大統領代行が不正献金に関与との報道を受け、ボベスパ指数採用銘柄の過半数と通貨レアルが下落した。

ボベスパ指数は前週末比で0.1%未満の下げとなり、57635.43で終了。指数構成59銘柄中38銘柄が下落した。ブラデスコ銀行と同業のイタウ・ウニバンコ・ホールディングなどが指数を押し下げた。レアルは0.2%安の1ドル=3.1728レアル。一時0.2%高まで上昇していた。

テメル大統領代行による不正な選挙献金受け取り疑惑に関する雑誌報道で、新政権は経済と政治的危機からブラジルを救い得るという期待感が後退するとの懸念が投資家の間に浮上した。ブラジル誌ベジャは6日、同国建設会社オデブレヒトのマルセロ・オデブレヒト元最高経営責任者(CEO)の検察当局との司法取引の一部を引用し、2014年の1000万レアル(約3億2300万円)の不正選挙献金についてテメル大統領代行との関連を報じた。

ジャイブ・アセット・ジェスタン・ジ・レクルソス(サンパウロ)のパートナー、レオナルド・モノリ氏は「司法取引の展開次第では、ブラジルについて前向きな姿勢を取り始めたばかりの海外投資家にとって打撃となりかねない」と語った。

テメル大統領代行率いる政権は今年ブラジル資産の上げを後押ししてきた。レアルは25%、ボベスパ指数指数は33%それぞれ上昇している。

原題:Brazilian Real, Equities Decline as Political Optimism Fades(抜粋)

Paula Sambo, Aline Oyamada

最終更新:8月9日(火)7時33分

Bloomberg